62話 ページ18
『……』
パッと目が覚め、近くに置いてあったスマホを手に取る。
『まだ5時…』
後1時間くらいは寝れそうだけど…
『…よし』
森山さんの腕をどけ、ベッドから起き上がる。そして、2度目の制服へと着替える。
『一応メモ残しておいてっと…』
筆箱に入れていた付箋に『先に高校向かってます。すぐ戻ると思います』と書くと、私は部屋を後にした。
『おはようございます』
森母「あら、早いわね〜。何かあるの?」
『少し用事があるので、それを済まそうと思って…あ、ご飯は自分で食べるので大丈夫です』
森母「あら、そう?せめてお弁当だけでも…」
『購買とかで買うので大丈夫ですよ。じゃあ、行ってきます』
森母「行ってらっしゃい(ニコッ」
森山さんのお母様には申し訳ないけど、あっちに行くからお弁当は作れるんです…
と、謝罪しながらリビングを出る。そして…
『さて…行きますか』
外に出ると、カバンにしまってあった鍵を取り取り出し、森山さんちの玄関のドアノブへと差し込む。
『今回やることは…1時間で足りるかなぁ…』
まぁいいかと思いながら、鍵を回す。すると、風景がガラッと変わり、真っ白い部屋?へと変わった。
?「何時間ご利用でしょうか?」
『多く見積って、1時間半かな。足りなかったら延長します』
?「かしこまりました。では、お楽しみください」
ブワッと風が吹くと、白い部屋から見慣れた自分の部屋へと変わった。
『よぉ〜し、頑張るぞぉ〜!!』
久々のお仕事だぁ〜!!!
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作者名:怜花 | 作成日時:2020年10月13日 2時