44話 ページ48
数分後…
『終わっ…たぁ…』
近くに置いてあったビニール袋を絞りながら私は言う。
『意外と量あったんですね…』
森山「そりゃ、一軍全員に渡せるくらいだからな」
『…?一軍…?』
森山「なんだ、知らないのか?ここ海常バスケ部は三軍まであるんだぞ」
『し、知らなかった…ん?てことは、普通は三軍入りってことですよね?』
森山「そうだな。まぁ、黄瀬みたいに例外はいるけどな」
『もしかして、私もその例外の中に?』
森山「そう言われてみれば、そうだな」
『ひぇ…』
アニメ30周もするんじゃなかった…←
『そう言えば、どうして森山さんここに来たんですか?何か用事があったんじゃ…』
森山「あー…いや、笠松が[オレじゃ面倒見れないから、お前が色々教えてやれ。練習はその後だ]なんて言ってきてな」
(笠松さん、今だけは少し憎みますよ…(怒 )
てか、今思えば2人きり…あれ?これはヤバいやつなのでは…?
(やばい、変に意識してきた…)
す、好きな人と一緒って、こんなに緊張するんだ…やばい、震えが…
森山「どうしたんだ?体調悪いなら保健室連れていくが…」
『う、うぅん!大丈夫!そういうのじゃないから!』
変に意識してるのバレたら、怒られる…
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作者名:怜花 | 作成日時:2019年12月15日 7時