26話 ページ29
何とか人混みをかき分け、職員室に着いた。
ガラッ
『え、えと…』
ど、どこが1年の担任の先生なの…!?
森山「1番手前が1年の先生だ」
『て、手前だから…あそこです?』
森山「そうそう…って、時間が…」
『え…』
職員室にある時計を見ると8:25。30分からHRな
のかな?
森山「悪いが、オレができるのはここまでみたいだ…」
『いや、わざわざ付き合ってもらっちゃって、こっちこそごめんなさいっ!』
森山「Aちゃんが謝ることはないぞ。最後までいてやりたかったが、オレはクラスに戻るな」
『あの、ありがとうございました!』
森山「なんかあったら連絡してくれ。すぐに飛んでいくさ」
(森山さんらしい…)『わ、分かりました!』
手を振りながら森山さんは職員室を出ていった。
『えと、これからどうすれば…』
と、困っているときだった。
教師「君が転校生の咲楽Aかね?」
『あ、はい!そうです』
教師「君の入るクラスの担任の○✕だ。よろしく」
『は、はい!よろしくお願いします!』
教師「クラスまで案内する。ついてこい」
『は、はい』
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作者名:怜花 | 作成日時:2019年12月15日 7時