検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:4,374 hit

24話 ページ26

黄瀬「俺ら着替えて来るっスね」

『はいよ〜いってら〜』

バタバタと控え室に走っていくみんなを手を振りながら見送る。

数分後、制汗剤を手に持って涼くんと森山さんが出てきた。

『なぜにそれ(制汗剤)持って出てきてるんですか…』

森山「Aちゃんに塗ってもらおうかなと思って…」

『私そんなことしませんよ!?てか、森山さんそんなキャラじゃないですよね!?』

黄瀬「俺のは…」

『自分で塗れ』

黄瀬「扱い雑!!」

しばらくして、スタメン全員が揃い、みんなでクラスに向かうことに。

『私クラスどうなってるんでしょう?イレギュラーな存在だから、みんなに認識されなかったりして…』

笠松「さあな」

黄瀬「オレと一緒ならいいっスね〜」

『それならそれで凄い助かるんだけど…最悪屋上で過ごすのもアリかな…』

森山「それは絶対に許さないぞ。女の子一人で行動なんて」

『えー…』

笠松「咲楽が心配だな。黄瀬、俺らもついて行くぞ」

黄瀬「わかったっス。こっちっスよ」


涼くんについてクラスへと向かおうとした時だった。体育館から出た瞬間、まるで誰かを待っていたかのように女子がいっぱいいた。

笠松「またかよ」

『もしかして涼くん狙いの人?』

森山「あぁ。最初の頃に比べて人は減ったんだが…はぁ、なんで黄瀬はこんなにモテるんだ…」

『……』

黄瀬「咲楽っち悪いっスけど、ここ対処しなきゃ行けないスから先に行っててほしいっス」

『わ、私道分からないよ!?クラスがどこかとかも分からないし…』

笠松「森山、行ってやれ。ここは主将のオレが食い止める」

森山「わかった。Aちゃんこっち」

『は、はい!』

作者から→←23話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
6人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:怜花 | 作成日時:2019年12月15日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。