2話 ページ3
『え!?あ、えと、その…』
男2「もしかして、黄瀬目当ての子?ごめんなー、監督からそういうの厳しく言われてんのよね」
男1「悪いことはしないから、ちょっとお話ししようよ」
『いや!やめてください!』
ここで大声出したら、涼くんに…ううん。森山さんにバレ…
「お前ら、何してんだ」
『ふぇ?あ、森山…センパイ』
私の後ろに、さっきまで練習していたはずの森山さんが立っていた。
男1「も、森山さん!こ、これは…」
森山「お前ら、女の子には優しくしろとあれほど言っただろう。君、大丈夫か?」
あれ?気づかれて…ない?
『あ、はい。大丈夫です。ありがとうございます』
森山「悪いな、うちの連中女の子苦手なヤツ多いから」
『そ、そうなんですね…転校してきたばかりでよく分かってなくて…』
森山「なるほど、どおりで見たことない…ん?いや、どこかで会っているような…」
『こ、校内歩いていればすれ違ったりすると思いますし…』
か、顔さえ見られなきゃ行けるはz…
『!!!!????』
俯いていた私に、森山さんは顎クイするように無理やり顔を上に向かせた。
森山「Aちゃん…?」
『あ、あはは…お久しぶりです…』
ば、バレた…
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作者名:怜花 | 作成日時:2019年12月15日 7時