【ツイステ】不幸の姫君【アズール】

19(アズールside) ページ22

フ「アズールマジでそれはヤバいって！」


ア「え、何故です？」


ジェイドも近寄ってきて


ジェ「アズール、考えてみて下さい。ルナは誰からみても美しいですし、誰にでも優しいです。“あの”二つ名がなくなれば世界中の男性から告白されるに違いないんです。」

確かにそうだ。
ルナには二つ名が付き纏っている。
それが無くなれば色んな男性から告白されるだろう。


ジェ「今はアズールと付き合っていますが、まだ幼馴染がするような事しかしてないでしょう？早くしないと他の男に取られてしまうかも知れませんよ？」


フ「そ〜だよ。もう泣き虫タコちゃんじゃないんだからさ〜。」

フロイドの言葉にカチンとくる。
しかし、ここで怒って仕舞えば認めたという事になってしまう。


ア「…。ルナの迎えに行ってきます。」


怒りを抑えて席を立ち、
ジャケットを取って扉に手を掛ける。

ジェ「行ってらっしゃい。」


フ「頑張ってね〜。」
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鏡の間を抜けて校舎に入る。
もう夜なのでほとんど人がいない。

？「あ！アズール・アーシェングロットさん！」


後ろから声を掛けられる。
振り返るとタオルを持ったオルトさんがいた。

ア「おや、オルトさん。こんばんは。」


オ「こんばんは！ルナ・ムーンライトさんなら教室にいるよ！」

ルナのお迎えと察したのか居場所を教えてくれた。

ア「ありがとうございます。何故タオルを持っているんですか？」

気になったことを聞いたら予想外の答えを聞かされた。

オ「さっき兄さんが変な事聞いてルナ・ムーンライトさんがお茶を吹き出しちゃったんだ。」
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