【銀 魂】江華にそっくりな神威の妹、神楽の姉は隠し事があるようで【坂田銀時】

31話 怒り ページ34

Aside



パンッ

私は銀ちゃんを平手打ちした

銀「………」

貴「私がなに考えてるかも知らないくせに……死にたいのに死ぬわけじゃないのに……」

銀「え？A？」

貴「私だって生きてたいんだよ！本当だったら生きてるはずなのに………

みんなと笑って生きていられるはずなのに………お前になにがわかる？

私が今までなにを隠して生きて来たと思う？」

銀ちゃんはなにが起こった？という顔で私を見る

私は大声をあげた衝撃で激しい咳が出た

貴「ゲホッゴホッ………ゲホゲホッ」

ビチャビチャ

すると、昨日よりも明らかに多い量の血が出て来た

神「姉ちゃんどうしたアルか？そんな大きい声出して………え？姉ちゃん？」

銀「おい！A！？大丈夫か！？」

ガララ

新「ちょっと！本当に三人共なに言ってるんですか！？Aさんが死ぬって！」

威「だって昨日Aが最期の別れって来て……」

阿「そうだぜ？メガネの坊主」

星「俺の娘がァァ！」

なんで来たんだ……神威と阿伏兎とお父さんよ……

新八も来てるし……

威「失礼するよお侍さん！Aは？………ってえ？」

星「まだ間に合うから入院させよう………ん？」

阿「どうした？一ヶ月なんてまだ過ぎてねェだろう？……は？」

なんかみんな同じ反応なんだけど………なんで？

神「姉ちゃん！なんでマミーと同じアルか！？なんで！？」

神楽が私の体をゆすりながら言う

貴「ゲホッ………神楽……近づいたらダメ……ゴホッゴホッ」

ビチャビチャ

咳をするたんびに血が大量に出てくる

新「救急車………えっと110だっけ？」←

銀「新八！119だ！」

ああ、もう無理だ、意識なくなってく

私はそこから意識が途絶えた





銀時side



どうしよう、わざとやってたんじゃなかった

病気で血吐いてなんて思いもしなかった

てっきり死のうかとしてんのと勘違いしちまった

そんでAを怒らせちまって怒鳴ったらその衝撃で咳出てこれって

俺最低じゃん！どうしよう！？



その後俺達は救急車に乗り、病院へ行った





「……手術はいいんですけど同じ血液型の人間の人が必要なんですよ」

銀「あ！俺Aと同じ血液型だ。だいぶん前にAに入って

人間よりになった時の血も俺のだ」

俺はAの隣で麻酔をかけられた

Aが助かるなら………





A、必ず帰って来い

32話 姉が抱えていたこと→←30話 神威からのプレゼント

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