【銀 魂】江華にそっくりな神威の妹、神楽の姉は隠し事があるようで【坂田銀時】

24話 過去篇9 新しい仲間 ページ27

Aside



次の日から私は戦争に参加し始めた

刀は全く握ったことがなかったが

なんとか使いこなせるようになった







それから数ヶ月

私の腕は上達して行った

斬り覚えだ

そして、私は天人から赤い舞姫と言われるようになった

なんなんだろう、よくわからないな

あと、仲間も増えた

坂本辰馬だ

すんごい金持ちで土佐から来たらしい

とにかく声がデカイしデリカシーがない

辰「あはははは！あはははは！」

戦中でもどこでも笑ってるし

ポジティブだし

いいんだか悪いんだか………

と、10歳の私が見ても思えるほどのバカである







貴「うおお！またデカくなってる！」

大串「でしょ？」

私はもう見一人知り合いができた

大串くんだ←

デカイ金魚を飼っている

攘夷戦争の時に金魚を持って来たので銀ちゃんたちもビックリしたらしい

でも大串くんは

大串「俺にはこの子がいないと無理なんです！」

と言っていたらしい

金魚への愛がすごいよ

銀「もう金魚じゃなくね？立派な魚だよ」







今日は戦がお休みなので銀ちゃんと町に出て来ていた

貴「どこ行く？」

銀「どっか」

銀ちゃんについて行くと金平糖が売っているお店に着いた

貴「金平糖！」

私は金平糖が大好きだ

銀ちゃんが初めて買ってくれた日からずっと好きなお菓子だ

「お、兄ちゃん。可愛い彼女に奢ってやりなよ」

店のおじさんが言う

いや、私達カレカノって言う歳じゃないよ？

確かに10歳なのに１５０っていう高身長だけどさ←

でもこれきっと後々伸びなくなるよな〜

銀「んじゃこれとこれ」

「毎度あり」

貴「ありがとう、銀ちゃん」

銀「今日は8月1日だ。お前の誕生日から２ヶ月遅れちまったけどプレゼントだ」

まあ確かに6月1日まだ来てなかったもんね

貴「嬉しい！ありがとう」

私は２回目のお礼を言った

私と銀ちゃんはまた歩き出す

銀「その代わり俺の誕生日になんか作ってくれよ」

貴「10月10日だったよね？いいよ」

銀「何作ってくれんの？」

貴「んー………いちごのタルト」

最近作れるようになったんだよね

銀「あ、前作ってくれたやつ？俺、あれ大好きだから楽しみにしてるからな」

貴「うん」



もっと美味しく出来るように練習しなくっちゃ



あれ？私なんで銀ちゃんのためにこんなに頑張ろうとするんだろう

後で色々知ってる辰馬に聞いてみよう←なぜ辰馬？

25話 過去篇10 辰馬の叫び声→←感謝

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