ヅラじゃない桂だァァァ! ページ39
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A『よう、桂』
今日はヅr…ゲフンゲフン、桂小太郎の誕生日だ。
桂「A!」
A『なにしてるんだ?』
桂「ちょっとそこまで、な。Aは?」
A『買い出しだ。新八に頼まれて。』
桂「…そういや、エリザベスを知らないか?」
A『…知らないぞ。』
桂「そうか…」
在り来たりな会話を続けて数十分。
私は上手いこと、桂を万事屋に誘導させていた。
A『ふはっ、それで、その時グラさんがな…?』
桂「…A、お前、買い出しは良いのか?」
A『ん?』
両手を見れば、なにも持っていない。…つまり、手ぶらだった。
A『心配するな、買い物は間に合っているんだ』
桂「…?どういう事だ?」
A『こんがらがってるな…』
クスクス、と思わず笑ってしまった。
桂「っ…////い、意味がわからん。ちゃんと説明せんか!」
A『まぁ、落ち着けって。さ、入れ入れ!』
ぐいぐい、と桂の背中を押して、万事屋に引き込む。
A『ただいまー!!』
(ドタドタドタッ!)
神楽「おかえりヨ、A〜〜っ!!」(ギューッ)
A『む、わっ…!?』
思いっきりグラさんに抱きつかれた。
A『さ、桂、先に部屋へ…!』
桂「あ、あぁ」
桂が銀時達の待つ部屋に向かうのを確認し、グラさんに離してもらった。
刹那、大声が万事屋に響く。
一同「「「桂さん、お誕生日おめでとう!!!」」」
桂「なっ…!?」
桂には内緒で、他の攘夷浪士達に待機してもらっていたのだ。
エリザベス〈桂さん、誕生日おめでとう!〉
桂「エリザベス…お前らも、俺がどれだけ心配したと思っているんだ!」
A『そこかよ…』
と、銀時が口を挟む。
銀時「あのよォ…毎度毎度、
A『悪い、銀時。でも、どうしても祝いたいんだ…』
銀時「…ったく」
社長席から銀時が立ち上がり、桂の肩に手をポン、と置いた。
桂「?」
銀時「…今夜は宴だ、ヅラ。」
桂「っ!…あぁ。ありがとう。」
そしてこの夜、新八以外の男共が酔い潰れたのは別の話だ。
☆…桂さん、Happybirthday!2019.6.26…☆
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ゆる - えー終わりなんですか!?続きが読みたかったです… (2020年7月1日 18時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
Ramu24(プロフ) - 零さん» 愛しの神楽ちゃん!!たんオメですよ〜〜!ありがとう更新頑張る!! (2019年11月4日 20時) (レス) id: c5442b8ee9 (このIDを非表示/違反報告)
零 - うぇぇグラさん可愛ぃぃんー更新お疲れ!忙しそうやけどガンバ! (2019年11月3日 19時) (レス) id: b9ca4b6036 (このIDを非表示/違反報告)
零 - おめでとうございます! (2019年10月11日 7時) (レス) id: b9ca4b6036 (このIDを非表示/違反報告)
Ramu24(プロフ) - 零さん» 返信遅れてごめん!結局ぼっちにするw (2019年10月5日 19時) (レス) id: c5442b8ee9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ramu24 | 作成日時:2019年2月28日 19時