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ダンブルドアの話が終わると玄関ホールでは
ボーバトン生とダームストラング生と別れの言葉を交わすため、生徒で賑わっていた。
フラー「A！まーた、会いましょーね！」
フラーが笑顔で近づき、手を差し伸べたので
私も笑顔を返してギュッと握りしめた。
すぐ隣には妹のガブリエルが
はにかみながら控えめに手を振ってくれた。
少し離れた場所にクラムがいたので声をかけた。
いつもと変わらずむっつりとした顔で
キョロキョロと首を振っていた。
誰かを探しているみたいだ。
「ハーマイオニーならあっちの方で見たよ？」
クラ「…そうか。色々と世話になった、ありがとう」
「こちらこそ、父の話を聞けて良かったわ」
私は手を差し出し、クラムと握手をした。
クラムは目を合わせて頷くと人混みに紛れて行った。
「A」
凛とした声で私の名前を呼ばれたので振り返ると
そこにはクロエさんがいた。
すらりとした長い足を動かし、
私との距離を詰めるとニッコリと微笑んだ。
ク「ジョージと手を繋いでいる所をさっき見たわ。…仲直り出来たのね。その……私のせいで色々とごめんなさい」
被っている水色の帽子を取ると
胸元に当てて、深々と頭を下げた。
慌ててクロエさんの両肩に触れて上体を戻すと
びっくりしたらしく長い睫毛がパチパチとしていた。
「クロエさん、謝ることは何もないです。
別れたのはクロエさんが原因ではないですし…」
ク「あら、そうなの？てっきり私のせいかと…」
「本当に違います！その、色々事情があって…」
全てを説明するには時間が足りない。
どうしたらいいか狼狽えていると
察してくれたらしく、深く追及されなかった。
ク「…貴方と会えて良かったわ。体、お大事にね」
「ありがとうございます。さようなら！」
互いに笑顔で手を振り合った。
踵を返し小さくなっていくクロエさんの背中を見つめていると、私の両肩にドンっと誰かがぶつかった。
フレジョ「「お別れの言葉は済んだのか？」」
「うん、みんなと話せたわ」
2人の顔を交互に見て答えると
ドンっと大砲が打たれる音が湖から聞こえた。
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不思議の国のきゃさりん(プロフ) - ソライロの流れ星さん» わー、ありがとうございます(^^)！ 私もフレジョが大好きなので最高と言っていただけると嬉しいです！投稿頑張ります！！ (2021年12月4日 9時) (
レス) id: 1df5d1cca9 (このIDを非表示/違反報告)
ソライロの流れ星(プロフ) - フレジョ、めちゃくちゃ好きでこの小説読み始めたんですけど最高です！！これからも投稿頑張ってください！！ (2021年12月2日 15時) (レス) @page46 id: b0b5b7ebc7 (このIDを非表示/違反報告)
不思議の国のきゃさりん(プロフ) - ゆいさん» ゆいさんこんばんは！読んでいただきありがとうございます😌 作者はどうしてもフレッドに生きてて欲しくてこの小説を書き始めました✨ なので暖かいコメントをいただけて嬉しいです(^ ^) 頑張って書かせていただきます💪 (2021年10月19日 18時) (レス) id: 1df5d1cca9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 初めまして！こんばんは！最初から一気に読ませていただきました( ¨̮ )フレジョめっちゃ好きなんで読んでてほんまにドキドキします😍フレッドがこの小説の中では生きててくれてる事が嬉しいです！これからも楽しみにしてます(*´ω｀*)！ (2021年10月19日 0時) (レス) id: d116afb677 (このIDを非表示/違反報告)
不思議の国のきゃさりん(プロフ) - ナナさん» ありがとうこざいます！ナナさんのような暖かいコメントを頂けると頑張ろうと力が湧きます💪 フレジョは尊いですよね！早く仲直りして欲しいので更新頑張ります✨ (2021年9月29日 22時) (レス) id: 1df5d1cca9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：不思議の国のきゃさりん | 作者ホームページ：http://ttttt
作成日時：2021年9月28日 15時
