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「へこんだっていいじゃないですか。明日はきっといい日になります」
僕は目を見開いた。
彼女は笑っていた。
笑っていた顔がどことなく【あの人】を連想させるんだ。
だって、そっくりなんだもの。
「姉ちゃ…」
僕は声を必死に噛み砕いた。
この人は、違う。
僕の大切な人とは違う人。
そう自分に言い聞かせた。
「…ははっ、そうだね」
彼女の必死な目に僕はへらりと笑って答えた。
僕って苦労人なのかなぁ。
「うんうん、そうですよ。今日は今日、明日は明日なんですから。運気なんて変わりますよ」
彼女の励ましはんあだかとても心に響く気がした。
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作者名:メルティーピエロ | 作成日時:2018年4月15日 13時