つづき ページ13
「うん。４時半から、ずっとね。で、その後クソ…カラ松に聞いた話なんだけど、A、電車に轢かれそうだったんだって。もう帰ろうかって話してたとき、踏切りが鳴り出して、線路の中に誰か子供がいるように見えたらしいよ。でも暗いからあんまり良く見えなくて、近寄ってみるとAで。それを見たとたんおそ松兄さんは踏切りのバーを上げて中に飛び込んでったんだって。そのとき、横のフェンスで腕切って、それでもAのとこへいって、連れて出ようとしたんだって。でも…」
「でも？すごい良い話じゃん。」
気がつくと、トド松兄さんが入り口に立って話を聞いていた。
「続き聞きたい！」
十四松兄さんも飛んできた。
窓から←
「でも、そのとき電車のライトが近付いてきて、A大泣きして動かなくなったんだって。で、兄さんは抱えて出ようとしたけど間に合わないなって思ってA抱き締めたまま転がって出てきたんだって。そしたらギリギリ間に合って、轢かれずに済んだらしいよ。その後腕を怪我してAをおんぶしているおそ松兄さんが帰ってきたの。」
「あの時はビックリしたよね。十四松とトド松はいなかったけど、あれは凄かったよ。ね？」
「うん」
「へー、そんなに良い思い出があったんだ。」
「おそ松兄さんのかっけー！」
「そんなこと、あったんだ。」
改めて兄さんの優しさが心に染みた。
「ありがとう。じゃあこの話にしよう。」
「うん。感動っていうか、自慢っぽいけどね。」
すると、おそ松兄さんが入ってきた。
「あれ、チョロちゃん、何話してたの？」
「チョロちゃんじゃない。あの踏切り事件のこと。」
「あー。ところでA、あの時何で花持ってたの？」
「そうそう。A、轢かれそうになったときも、泣いてたときも、綺麗な椿持ってて離さなかったんだ。でももう覚えてなんかないよね。」
「さすがに覚えてないよー。」
嘘。話を聞いているうちに思い出した。
あの日、公園に咲いている椿を取りたくて一人行ったんだ。
母さんと一緒だと、花はとっちゃダメって怒られたから。
何度も挑戦した。背が低くて上に咲いている椿には届かなかったけど、やっと一つとれたんだ。
下のじゃダメだったんだ。
その後、線路の中に入ってしまったのも椿のせい。
落としてしまって、拾おうとしていたんだ。
見捨てることなんて、できなかった。
だって、その椿は、
おそ松兄さんにあげるつもりだった、
真っ赤な特別な椿だったから。
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ねこ(プロフ) - 猫派さん» ありがとうございます！！気が合いますね！お友達になってください！(おい) 一、チョロ、カラ推しですか！もうみんなかわいくてかっこよくておもしろくて結局箱推しになってしまいますwwお返事遅くなってしまいすみませんでした(--;)コメントありがとうございました！ (2019年11月16日 9時) (
レス) id: 865d6d1758 (このIDを非表示/違反報告)
猫派 - とても良いと思います(≧▽≦)私もアニメとボカロ大好きです!おそ松さんも、もちろん大好きです。気が合いますね!私の推しは一松、カラ松、チョロ松です!またお願いします。 (2019年11月14日 18時) (レス) id: 6037933882 (このIDを非表示/違反報告)
りったん☆ - めっちや、面白い！（≧∇≦）続き楽しみ☆にしてます！＼(^o^)／あと、暗殺教室と、コラボの話って、出来ますか？もしできたら、オナシャス！m(_ _)m長文失礼しましたー！ (2019年9月1日 18時) (レス) id: e905ddbc48 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - ZUNさんは神なのだwさん» まじか！ありがとうございます！！(*'▽'*)�△能颪�せていただきますね！( ´∀`) (2019年8月18日 16時) (レス) id: 865d6d1758 (このIDを非表示/違反報告)
ZUNさんは神なのだw - リクエストいいかな！六つ子全員と夢主ちゃんでプールできますか！？ (2019年8月18日 9時) (レス) id: edb9ce2cd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ | 作者ホームページ：http://松クラスタ@わこんにちは
作成日時：2019年5月26日 18時
