宣言 ページ35
好き?
……好き?????
『誰が、誰を?』
佐「佐久間大介がAちゃんを!!…いつからか分かんないけど、友達って言われるのに抵抗があって…Aちゃんが笑ってくれると嬉しいし、幸せになって欲しいと思ってた。でも、阿部ちゃんのことを協力する時にだんだん苦しくなって来る自分がいて」
『ちょ……っと待って!!頭が全然追いついてないんだけど…』
佐久間が、私を?
佐「困らせたいわけじゃないから!無視してくれていいから!!ただ、このまま俺の気持ちを言わずに連絡取り合うのも違うなと思って…それに、これ以上阿部ちゃんとのことを協力してあげられない。…俺の気持ち的に」
『!!』
佐「……あのさ、俺の気持ちは迷惑になる?」
『!迷惑なわけ……ないよ。でも……わかんないから、』
佐「うん。なら、これからアピールしてもいいかな??…阿部ちゃんや俺がアイドルを辞める時…阿部と結婚しちゃう前までに俺がAちゃんを惚れさせたらいいんだよね」
『ほ、惚れさせるって…』
佐「ふはっ、顔真っ赤!!かーわい」
『っ』カァッ
佐「推しから好きな女の子に変わっちゃったんだ。…今、阿部ちゃんとのことで混乱してるよね。急に話してごめんね」
『……私は、どうしたらいい?』
佐「今まで通りでいいよ!俺、頑張るから!!あ、でもしばらく歌舞伎とかで忙しいからあれだけど…振り向かせます!!!!」
『…うん。それじゃあ、待ってるね』
佐「!…任せて!!!」
それからというもの、亮ちゃんは夜遅く帰ってくるし本当に忙しそうだった
なのに、毎日メールが来る
佐久間今日は唐揚げ弁当食べたんだけど激ウマだったよ!!Aちゃんは何食べた??
佐久間阿部ちゃんがAちゃん用のお菓子詰めてる写真あげる!!ついでに俺のピースも!
佐久間見て見て〜!!梅?ぽいの咲いてた!!
阿「ただいま〜」
『おかえり、亮ちゃん…!今日ははやかったんだね』
阿「そう!だからちょっといいお肉買ってきちゃった」
『!やった…!!すぐするね!!』
阿「俺も手伝うよ。…可愛い格好だね、どこか出かけるつもりだった??」
『あ、さっき出てきたの。梅が綺麗だよって教えてもらったから見に行ってて』
阿「!……ふは、そっかそっか!」
『??』
阿(そろそろホントに…妹離れしとかないとなあ)
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作者名:ふらり | 作成日時:2023年3月21日 11時