検索窓
今日:1 hit、昨日:15 hit、合計:21,569 hit

Episode of OTORI *9* ページ9

それ以来、早乙女君と絵の話をするようになり、思い出した。







彼は美術作品でいくつも表彰されている、美術部員の人だと。








そして、人が描いた絵にも愛があって








早乙女「大丈夫。上手い下手関係なく、一生懸命描いた物なら、素敵な絵だよ」









私の不細工な犬の絵を見ても、見下す事なくそう言ってくれた。









A「...ありがと」









早乙女「...うん。笑った顔、やっぱり可愛い」









A「!」









恥ずかしくなって下を向けば


















早乙女「...いつでも俺は待ってるよ、Aちゃん」









耳元でそう囁かれ、たぶん私は顔中真っ赤になったと思う。









どうしよう。









本格的に、考えてみようかな...。





























そんなある日。








学校から帰り、自分の部屋の電気をつければ









A「うわっ!?」









ちょたが床に座り込んでいた。









A「なっ、何やってんの!?」









真っ暗闇で、人の部屋にいるなんて...何事か。



















長太郎「...ねぇ、A...」









A「な、何...?」









近くに鞄を置き、ちょたの向かい側に座る。









私に向けられる顔は、とても悲しそうで。









A「何かあった...?」









辛い事があったのかと、とても心配になった。




























長太郎「...最近、陽太と良い感じだね」









A「へっ?...え、う、うん...そうかな...?」









え、何...?









長太郎「付き合うの...?」









つい先程、考えようと思ってたけど...









A「何でそんな事を聞くの...?」









と、聞いたら



















ガシッ









A「!?」









突然両肩を掴まれ、視界が反転し









気がつけば、ちょたの背後に天井が見えた。

Episode of OTORI *10*→←Episode of OTORI *8*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
22人がお気に入り
設定タグ:テニプリ , 鳳長太郎 , 忍足侑士   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

らんなあ - とても面白かったです (2020年4月20日 16時) (レス) id: aab03e3535 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:†ハヅキ† | 作成日時:2019年4月14日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。