44話 ページ44
A「なんですか？今まで散々振り回してきた癖に…」
「え、いや、えっと」
A「あれですか？飽きたんですか？まぁ、しょうがないですよね、だって私・・・・
可愛くないし＿＿。」
そう私が言ったとき、ガッと肩を両手でつかまれる。
突然のことに驚きビクリと肩を揺らし、私の肩を掴んでいる彼をゆっくりと見る
「いや、違くて！…って、いうか俺はヤドカリちゃんのこと可愛いと思ってるし！」
A「は…？」
彼が突然何を言い出すのか解らなくて「は？え？」と素っ頓狂な声を出してしまう
そんな私を見たフロイドは何を思ったのか「だから、俺は…！！」と声を荒げる
「俺はほんとにヤドカリちゃんのこと可愛いって思ってっし、飽きたとかそんなんじゃなくて…！！！」
「フロイド」
声を荒げるフロイドに奥から出てきた男性が宥めるように声をかける
その男性は眼鏡をくいっと持ちあげるとコツコツとこちらへと歩み寄ってくる
「フロイド、うるさいですよ」
「アズール…」
フロイドがハッとしたように彼に振り向く、
アズールと呼ばれた彼は「やれやれ」と頭を振り大きなため息をつく。
「フロイド、貴方は休憩に入りなさい」
「え、俺まだ休憩の時間じゃないけど…」
「いいですかフロイド、貴方は5時間働いて今から休憩に入るところです」
「え、いや、俺10分しか働いてねぇけど…」
「え、え」と戸惑うフロイドをよそにアズールと名乗る彼は私に近づいてくると、チャリンと一つのカギを渡される。
A「えっと、これ…」
「奥の部屋の鍵です」
彼はそう言うと優しくにっこりと笑う、
なぜ私にカギを渡すのか解らず混乱していると、彼はクルリと回りフロイドの方に向きなおる
「フロイド、彼女を奥のVIPルームへ、貴方もそこで休憩を取りなさい」
「えっ、それって、え？」
「さっさとしろ」と彼はフロイドに強く言い放つと「うん…」とフロイドは戸惑いながらも彼に従う、フロイドに案内される私が彼の横を通り過ぎようとした時、「フロイドのことよろしくお願いします」と囁かれる。
「えっ」と彼の方を見ると、にっこと笑い会釈をされる。
どういう意味か聞きたくて口を開くが「ヤドカリちゃん？」とフロイドに呼ばれる
A「あ、ごめんなさい、今行きます」
彼の言った意味が気になったが、それは後で聞こうと思いフロイドの方へと向かった。
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花 - ハッピーエンドやな フロちゃん良かったな泣 (2020年12月14日 0時) (
レス) id: 411425b92f (このIDを非表示/違反報告)
輪廻@サブ垢なのだー！(プロフ) - 待て待て、なぜガチャで推しがでずスマホ投げて壊して直してた間に完成してるんだけど()終わり方が好きすぎた、これからも頑張ってください！楽しみにしています！ (2020年12月12日 16時) (レス) id: a898904401 (このIDを非表示/違反報告)
塩キャラメル - え､私がスマホフルスイングしてぶっ壊してた間に完結してた.........？とりあえずおめでとうございます｡次の作品も楽しみにしています！ (2020年12月11日 2時) (レス) id: 88422bc4bb (このIDを非表示/違反報告)
YOU(プロフ) - めっちゃ好きなストーリーでした！アフターストーリーとか考えられてたりしますか？？このあとのフロイドとその子のストーリーが気になります！！ (2020年12月10日 15時) (レス) id: 13bd00adcf (このIDを非表示/違反報告)
__ - 〇 mustard 〇さん» なら私は。。。。空気を選びまs(((( 完結おめでとうございます！最後わぁぁぁぁぁ好き(・-・)ってなりました(？) (2020年12月6日 2時) (レス) id: 60a485a3f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ガチンコチン
| 作者ホームページ：https://twitter.com/ponponpon1234
作成日時：2020年11月13日 23時
