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4話 ページ7

しばらくしてから地下水路を伝って外に出た
何だか上の方が騒がしそうだけど大丈夫だと思い目的地に足を進めた

目的地は大陸から少し離れた小島
何でかそこでアクマが集まってるらしい
そこは廃墟の集まりで人は住んでいないものの
放置は危険だということで
俺が派遣された

(やたらと最近討伐任務ばっかだな・・・)

なぜか俺は討伐任務に就かされることが多いらしい
まあ、イノセンスが攻撃系だから心配はないけど・・・


それでも一番恐ろしいのは
「・・・・・・今日は会いませんよーに」
――――――ノアの一族との遭遇だ

討伐系は決まってノアに会う確率が高い
見かけただけだったり、一言程度で済むのだったらまだしも
突然、攻撃してくるノアだっている
特に、この間はヤバかった
負傷している時に限って攻撃を仕掛けられる
あの時はたまたま海の側だった為に
そこの水を使って逃げることができた
こんなことは偶然で
次は運が味方してくれる何てことはわかならい

そんな意味では一番危険なのかも知れない

(また、怪我でもして帰ったらユウは怒るだろうな・・・)
自分なりに頑張ってみようかな









「・・・デジャブ」
フラグ回収お疲れ俺!!
いたよ、ノアの一族
まだあっちにこっちはばれていないからいいだろう
廃墟跡でよかった
物影からノアの様子を伺う
ノアの周りには見るだけで10に近いアクマがいる
アクマは何とかなるだろう
けどノアは・・・・・・




「・・・撤収か」
「――――させねーよ」

「!!」
驚いて後ろをみる





そこにはノアがいた

いや・・・

「二人!!?」
――――そこにもいた

攻撃が来る!!
攻撃をかわすために下がる
でも、下がった方からも攻撃が来るわけで

「ッ!!!!」
集めた水を勢いよく地面に向かって噴射する
それで身体を宙に浮かす
直撃こそは避けられたものの掠ったところに激痛が走る

ドンッ
何とか廃墟の屋根に着地する
傷を痛がっている暇はない
早く海の方へ逃げなければ・・・
そう思い足を動かす

屋根を飛び渡る

後、少しで海というのに・・・


ガッシャーーーーン
ノアが屋根の下から現れる
瓦礫が宙を舞っている
視界が悪い

・・・でも!




バッシャーーーン
瓦礫が散っている上に水で足場を作り
勢いよく海へ飛び込む

すぐさま水と体の間に空気の隙間を作る
・・・まだ安心とは言い切れない

深く潜って私はその場から逃げた

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紅妖 - 神田ゆえさん» ありがとうございます。またぐたぐたとならないようにがんばります。これからもどうぞごゆっくり (2016年3月7日 14時) (レス) id: 9cae4997cb (このIDを非表示/違反報告)
神田ゆえ - はじめまして、神田ゆえと言います!訂正前から見ていました。これからも更新頑張って下さい!! (2016年3月6日 21時) (レス) id: 151e64ac64 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅妖 | 作成日時:2015年12月7日 17時

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