００４輪目 agapanthus ページ6
agapanthus 〜拓飛side〜
車に乗ること約3時間。
禰「さぁ、着いたぞー！これが我が家の New House だ！」
茶色の屋根に黄色の壁。
これが新しい家…
禰「業者の方々も揃っているし、どんどん運んでいくか！」
父さんはそういい、どんどん作業に取り掛かっていく。
長時間車に乗って少し疲れたな…
菫「あら拓飛、少し疲れたかしら？後はお母さんたちがやっておくから、休憩していてもいいわ よ。」
拓「ありがとう、そうするよ。」
折角休憩の許可をもらったことだし、周りを散策してみるか！
弟の優飛は車の中でぐっすりと眠っている。
まずは隣人の情報を、と思い隣の家を見学してみる。
隣の家は紺色の屋根に白色の壁。
名字は…瘡野黄？
何て読むんだ？コレ。
反対隣りは、と思ったが我が家は端っこのため、隣は一軒しかなかった。
暇だなー…
ガタンゴトン…ガタンゴトン…
ピィィィィィィィィィィィィィィィィー…
シュコン…
電車の止まる音…
ここは駅に近いのか。
ポケットに手をいれると、小銭が何枚か入っていた。
…よし、電車で少し遠くにでも行ってみるか！
俺は母さんにバレない様にこそっりと New House を後にした。
足元ではアガパンサスが笑っている…
……………………………………………………………………………………………………………………
アガパンサス
花言葉…恋の訪れ,ラブレター,知的な装い
誕生花…6/11，6/29
００５輪目 sweet pea→←００３輪目 astilbe
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：博士 | 作成日時：2019年12月8日 11時
