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朝食の準備が終わり、俺はキドさんに掃除道具の場所を聞き、掃除をした。
それにしても....
フ「この家、綺麗ですね。いつもキドさんが掃除してるんですか?」
キ「まぁな。俺以外にやる人がいないからな。」
どうやらキドさんはこの家の家事を担当しているらしい。
きちんと掃除してるし、ご飯も美味しいし.....
フ「俺の親もこんな人だったら.....」
キ「前から思っていたが、お前の親はそんなにひどい奴なのか?」
ひどい...奴?
フ「一般的にはそうだと思います。警察に言ったら捕まるくらい...?」
キ「はぁ!?いや、それはないだろ?さすがに....」
フ「いえ、事実、そういう親でした。と言うか実の親ではないんですけどね。」
キ「そうなのか?」
フ「はい。俺は捨て子です。」
そう。実の親はわからない。
だから、俺に親はいない。
いたのは優しいお兄ちゃんだけだ。
キ「そうか.....」
キドさんがなにか考えているようなので、俺はその場を離れ、リビングに座った。
夢のことを思い出して、ふと、呟いた
フ「アヤノお姉ちゃん...........かぁ....」
元気なのかな?まだ、この町にいるなら........会いたい.........かな。
キ「!?アヤノお姉ちゃん!?」
あれ?聞こえてないと思ったけど.....
聞こえてたのかな?
フ「いえ、なんでもないです。ただの独り言ですよ.....」
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氷音ユキナ - おもしろかったです! (2016年2月11日 21時) (レス) id: c0855736ff (このIDを非表示/違反報告)
響(プロフ) - 遥さん» ど〜も。ありがとさん。 (2014年8月25日 13時) (レス) id: 46709e7173 (このIDを非表示/違反報告)
遥 - 響さん» これからも、更新頑張ってね!d(^∀^ (2014年7月5日 9時) (レス) id: f981e1240a (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - 響さん» かわいい!Twitterにもいっぱいきてね!!うんかわいい!!!自撮りくれ!!!!! (2014年6月14日 23時) (レス) id: 85d44b4966 (このIDを非表示/違反報告)
響(プロフ) - エルさん» いっぺん死んでこい(爽やかな笑顔 (2014年6月14日 21時) (レス) id: 46709e7173 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:響 | 作成日時:2013年7月25日 21時