Part7 ７人目は新一年生

305話　試合開始 ページ9

両チームがコートへと入る

火神と緑間が睨み合う

高尾が黒子に近づく





高尾「悪ぃけど

今回はアイツ お前に構うゆとりは無いぜ」





黒子「……」





高尾「前回と違ってアイツは火神を完全にライバルとして認めている

そんでそれは俺も先輩達も一緒だ」





黒子「嬉しいです」





高尾と黒子が向き合う





黒子「だったらなおさら負けません」









・









リコ「思った通り 無駄なんて微塵もないわね


仮に秀徳の線形が前回と同じなら

勝つための必須条件はやはり緑間くんの攻略よ」





伊月・水戸部・小金井・降旗・河原・福田「……」





リコ「そして 彼の長距離3Pには十中八九段数に限界がある」



降旗「え？」





リコ「あれだけの距離をまず届かせるだけでも全身の力をボールにのせる必要があるわ

さらに前の試合を見返したら打つ度にほんのわずかずつだけどタメが長くなっていた

全てじゃなくてもそこまで押さえることが出来れば成功率は一気に落ちるはずよ」





伊月「それならいるじゃん 緑間を苦しめた奴が」



小金井「しかも今回は…

体力満タンで」





ブーーーッ

審判「それではこれよりWC予選 決勝リーグ第2試合

誠凛高校 対 秀徳高校の試合を始めます


礼！」



誠凛・秀徳「よろしくお願いします！」

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