はじめのErrore continuo(失敗続き)… ページ4
私「すみませ〜んっ！(汗 あちらのテーブルのお客様のお料理はどれでしたっけ…(汗」
石橋「はぁっ…？またかそれくらい覚えれないとここの仕事は無理って何度俺が言った？」
私「す…すみません……今度からはちゃんと…」
石橋「はぁ…もういいからあちらのお客様はイタリアンのBランチ、パスタとサラダとパンのセットだ…」
私「はっ…はいっ…分かりました…今作ってきますっ…(汗」
石橋「まだ出来てないのかっ…！？」
私「だ、だって…(汗 沢山注文が入るので何が何やらでっ…」
石橋「言い訳は聞きたくないっ！早くお客様に謝ってこいっ！そして辞める覚悟をして働け…料理に命を懸けろ…」
私「はっ…はいっ…！(汗」
私はまだまだ新人でミスばかり…
きょうも石橋さんに何度叱られたことだろうか…
私「…はぁ〜…」
後藤「どうしたの？溜め息なんかついちゃって？」
私「後藤さん…私…ミスばかりで…石橋さんに何度も叱られてしまって…」
後藤「バシくん厳しいからね〜…こんなに可愛い子なんだからもっと優しく接してあげても良いのにね？
バシくん付き合ったこととか無いから女心が分かんないんだよね〜…」
私「石橋さんっ…付き合ったこと無いんですか…！？」
後藤「そうだよ〜？知らなかった？ここだけの話…バシくんは正真正銘の童貞…」
石橋「何話してんだ…
もうすぐディナーのお客様が来る時間だ…
早く準備に付いて…」
後藤「は〜い…」
私「はっ！はいっ…(汗」
石橋さんがお付き合いしたことが無いだなんて…
あんなに格好いいのにな……
だめだめ！格好いいとか思ってたら！“料理の事だけ考えろ”とかまた叱られちゃう…
今は石橋さんに誉めて貰えるように精一杯料理の腕を上げることとイタリア語を覚えることを頑張らなくちゃっ…！
そうしてAの奮闘気は始まったのであった…
byなるこ
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作者名：アレグレット・マホーンズ／なるこ x他1人 | 作成日時：2019年9月29日 13時
