笑×恋イタリアンで秘密の恋してみませんか？【合作】 (ページ3)

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シェフへの第一歩ページ3

やっほー！私は東京都内に住むAA。調理の専門学校を出たばかりで職を探し中。そんな中偶然見つけた張り紙を発見！

A「あれ？こんな所にイタリアンレストランなんてあったかなぁ？」
いつもと違う道を通ってみようと歩いていた時に張り紙を見つけたのだ。
Fantasticoかぁ。ファンタスティコで読み方合ってるよね？なんかかわいい響きでいいな。

そこにはこう書かれていた。
"シェフ1人募集中、経験者優先"

A「お店に入って話を聞こう。」
私は早速お店の中に入った。
カランカラン。
友近「ベンヴェヌーティ(ようこそ)お一人様ですか？」
A「あの、お店の張り紙見たんですけどシェフを募集してるって。」
友近「ちょっと待っててね。石橋オーナー、お店の張り紙見たっていう女性からです。」
ウェイトレスさんが石橋オーナーさんを呼んでくれた。

石橋「今見ての通り忙しいでしょ。これ、うちのレストランの電話番号。水曜日が定休日だからその時に面接させてもらいます。とりあえずこちらの履歴書を書いて印鑑付いてきてくれますか？」
A「わかりました。」
石「君の電話番号と名前を控えたいからこっちに書いてくれますか？」
A「わかりました。」
私は石橋オーナーから渡されたメモ用紙に名前と電話番号を書くとお店を出た。
友近「グラッツェ(ありがとう)！」

★★★そして水曜日
A「失礼します。」
石「おっ、スーツで来たなんて真面目かよ。まぁいい店の前だとバレるからこっち来てください。」
A「ありがとうございます。」
キッチンの奥の部屋に通された。
石「ここは普段は従業員の休憩室な。ここに座ってくれますか？履歴書出してくれる？」
A「はい、どうぞ。よろしくお願いします。」
石「へぇ、料理の専門学校は出てるんですね。それで何を専門に学んでいましたか？」
A「洋食です。こんなお洒落なイタリアンで働いてみたいと思ってまして、いずれは一流シェフになるのが私の夢なんです。あの、昨日お店に入った時にウェイトレスさんの言ってた挨拶って何ですか？ベンヴェなんとかって？」
石「まさかイタリア語知らないんですか？」
A「知ってます。ボンジュール！」
石「それフランス語だから。先が思いやられそうだ。まぁ、シェフが足りなくて探してたから採用でいいですよ。」
A「ありがとうございます。」
こうして私は明日からここで働くことになった。

by kurumikan