マジLOVE1000%

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１．七色のコンパスページ4

翔「レン！俺の名前はおちびじゃねぇ！来栖翔だ！」

くるみ「あっ、あの！受験の時はありがとうございました！」

レン「また会えるとは運命だね」

真斗「相変わらず軽いやつだ」

くるみ「えっ？」

翔「ん？」

レン「そっちは相変わらずかたいなぁ」

友千香「なに！？恩人Bって神宮寺レンだったの！？」

くるみ「あ、はい。知り合いですか？」

友千香「知り合いじゃなくて、有名人。あの神宮寺財閥の御曹司よ」

くるみ「へぇ～。」

友千香「そして、聖川真斗は聖川財閥の御曹司！」

くるみ「へぇー。」

レン「聖川家の御曹司がAクラスとはなぁ～。」

真斗「これから、実力で逆転させてもらう」

レン「ふっ...。楽しみにしてるぜ」

友千香「大変だね～。御曹司同士ってしかも片方は成績上位者だけのSクラスだし。にしてもさすがアイドル志望者があつまってるだけあってめっちゃ高いよね～。男子のレベル」

くるみ「レベル？」

友千香「いけてる王子様がいっぱいで女子は大変！なんていうかうたのプリンスさまたちみたいな！」

くるみ「うたのプリンスさま....？」

友千香「あぁ～。今日一日でぐったり」ボフッ

くるみ「頑張ります！いつかHAYATO様のために曲が作れるように」

友千香「それなんだけどさぁ」

くるみ「えっ？」

友千香「あんたなんでそこまでHAYATOがいいの？HAYATOっつたらさ」

HAYATO『おはやっほー！みんな、元気にしてるかにゃ？』

友千香「めちゃめちゃ軽い、お笑いアイドル一直線って感じだよ？」

くるみ「でも、HAYATO様は歌が素晴らしいの。私、小さいころ体が弱くて田舎のおばあちゃん家に預けられて暮らしてたんだけど...たまに帰ってくる都会になかなかなれなくて...音の海に投げ出されたみたいで気が遠くなりかけた...でもそのとき、空から急に音が降ってきたの」