零とナクラ ページ17
零said
我輩はAの父、ナクラの友人だった
ナクラは一人娘であるAを愛していた
だが母親はニンゲンに殺されてしまった
ナクラ自身も重い病にかかってしまっていたのじゃ
ﾅｸﾗ「おぉ、零」
零「そなたが我輩を呼び出すとは珍しい事もあるもんじゃのう」
ナクラは相変わらず病の床に伏せたまま
零「ナクラ、我輩に何か言うことがあるのじゃろう?」
ﾅｸﾗ「流石、わかるんだな」
ﾅｸﾗ「知っての通り俺はもう長くはないだろう。
Aや零を置いてこの世を去るのは辛すぎるよ
レオくんもAと一緒に遊んでくれてるし,,,,
零、実は,,,,Aには、俺にはない秘密がある」
零「?それがどうかしたか?」
ﾅｸﾗ「Aはオルガ、俺の父の血を受け継いだ
親父は龍を呼び出した、その時龍と一体化している
そしてその血が受け継がれ,,,,Aは氷妖精と龍の力を持っている」
零「じゃあ、氷妖精としての力と龍の力を受け継いだAは
龍の力を知らずに生きているのじゃな?」
ナクラは頷いた
そして、いずれ龍の力が暴走して
彼女を滅ぼしてしまうと言った
ﾅｸﾗ「頼む、Aの龍の力が暴走したとき
助けてやってくれ、苦しみから救ってくれ」
零「あぁ任せろ、Aは守ってみせるでのぅ」
ナクラはこの会話から１週間後
この世を去っていった
今がその時なのだろう?
ナクラ
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lie(プロフ) - リリスん遅れた( ノД`)…うぽつ (2017年6月3日 23時) (
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作者名：リリス | 作成日時：2017年5月31日 21時
