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昔昔の童歌 ページ14
時は500年前に遡る
ニンゲンは変わらず大妖精の力を狙っていた
とある日、［夢ノ崎］に大規模な攻撃を仕掛けようとした
森の入り口に火を放ち、慌てた妖精達を捕らえ
人質としてリーダーをあぶりだす作戦だ
それを知った氷妖精、オルガは童歌を頼った
雪化粧が美しい山、その山を映す夢の泉
その山の木々が卯の形に移るまで
空と共に待て、音色が響き渡る頃まで
オルガの推測は見事に当たった
泉から飛び出した大きな水の竜はニンゲンをけちらした
そしてオルガと共に眠りについた
オルガは知っていた
竜を呼び出せば自分も眠りについてしまうことを
それが死を意味することも
自分の息子、ナクラに童歌を教えて
オルガは永久の眠りについた
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lie(プロフ) - リリスん遅れた( ノД`)…うぽつ (2017年6月3日 23時) (
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作者名：リリス | 作成日時：2017年5月31日 21時
