ガチ勢によりガチ勢となってしまった。【鬼滅の刃】

フラグを立てていくスタイルやめようか ページ2

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「＿＿伊之助動けーーーっ！！煉獄さんのために、千弦のために動けーーーっ！！！」

「っ！！！」


伊之助や炭治郎も動き加勢へと向かったが、間に合わず...鬼は自らの腕を引きちぎって脱出したのであった。

え？トカゲ？？

そして森へと走り去る鬼に対して、炭治郎は刀を投げた。

その刀は見事に鬼の心臓に刺さったが、鬼は心臓を刺してもしなない。


「逃げるな卑怯者！！」


炭治郎は鬼に向かってそう叫んだ。

鬼殺隊は鬼に有利な夜の闇の中で戦っている。生身の人間が一つだけの命で戦っている。

それを逃げるな。

卑怯者だ。

そう炭治郎は叫んだ。


「煉獄さんは！！千弦は負けてない！！誰も死なせなかった！！！鬼に操られなかった！！戦い抜いた！！守り抜いた！

＿＿お前の負けだ！！煉獄さんの勝ちだ！」


泣きながら、苦しそうに、悔しそうに叫んだ。杏寿郎さんも、伊之助も悲しそうだ。





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＿＿＿待って。



「なんで私死ぬ流れになっとるねーん」


「「「え」」」


私は腹に残った腕を抜けないようにしながら立ち上がった。





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「・・・勝手に殺すんじゃない」

「いや、おま・・・腹貫通してんぞ！！」


そう叫ぶ伊之助は私の腹に刺さった腕を抜こうとした。おいこら、やめろ。


「抜くなって、今抜いたら大量出血で死ぬ」

「よもやよもやだな！何故生きている！！」

「笑いながら刀を向けないで、杏寿郎さん」


炭治郎に頼んで杏寿郎さんを落ち着かせて私はなんでもないかのように話した。

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