ガチ勢じゃないのに鬼殺隊になってしまった。【鬼滅の刃】

オノマトペ...のような始まり ページ23

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鴉の言うことにゃ、奇っ怪な屋敷がありそこでは人の子が姿を消すという...

わぁ、鼓屋敷みたいな屋敷だこと。


「休暇後の仕事って気持ちダルいよね」


子猫に同意を求めたが子猫はただただ眠っていた。ずるいな可愛いさが。


「ガァ・・・向かえ、向かえ」

「へーい」


そう言って、戸に手をかけた...その瞬間。


ガコン


と大きな音が聞こえて、私達は下に落ちた。
下である。真下の地面がパカりと開いたのであった。


「え」

「＿＿＿＿ぎょぇぇええええぇえええ！？」


善逸がいたら何処から出したの！？と言われそうだなっと冷静になりながらも叫んで落ちていく私。

まさに、なにあれ？である。

音無千弦、日本人。レッツゴーワンダーランドである。金髪黒リボンの水色ワンピースで来れば良かった。


しばらく落ちた後、何かで弾んで地面へと落ちた。

上を見上げると網である。縄で作った網が穴を塞ぐように張られてあり、隙間から転がり落ちたのであった。


「え、ここ何処？え？？」


改めて周りを見渡すと蜘蛛の巣やホコリがあるけど人の足跡やいろいろと物が動いた跡などがあり、あ...これ来た人みんな落ちたな。っと察した。

まず引き戸に手をかけて開けようとした瞬間落ちるとかどこのバラエティー番組だ。事務所(お館様)通して。

とりあえず子猫に心配をかけないように早くこの屋敷から出なければ。


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