混ぜるな！キケン！！【鬼滅の刃】【僕のヒーローアカデミア】 (ページ38)

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さんじゅうはちの型！！ページ38

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...自分で言ってはなんだけど兄ちゃん、仕事は？

「じゃあ心配無用だね！お疲れ様！」

「お疲れ様です、失礼します」

そう言って、私は扉を閉めた。

が、すぐに開けられて相澤先生とご対面。さっきまで一緒にいたけども。

「門まで送る」

「あざっす」

何故か知らないが一緒に歩くことになった。

相澤先生はチラチラと視線を私の顔に向けながら静かに歩いていた。

私が美少女だからか...とふざけたことは思わない。どうせガーゼの中が気になるとかなんとかだろう。

さすがはヒーロー、なんて思うがやっぱりなりたいかどうか問わられても別にとしか思わなかった。

人々を全員守るという気持ちが足りないのだ。

もしこれが煉獄先生ならば「さすが」としか一緒にないほど死人ゼロで全てを助ける鬼滅版オールマイトとなるだろう...

やばい、想像したらカッコよすぎて惚れる。

しびあこだ。

「＿＿＿おう、遅かったな」

門前で爽やかには到底見えない笑顔で迎える兄にはて？と首を傾げる。

すると兄はスマホを取り出して何かをした後にじっと見つめられた。

『入試だ』

『あ、ごめん』

...あ、そうだった。

そう思いスマホを取り出すと機内モードに設定してあり、解除すれば沢山の通知、メール、電話の数があった。

1番最近の通知が「A...生きてるか」なのでふざけて...はないようだ。本気で聞いてやがるコイツ。

「報連相・・・大事だよなぁ？」

「大事ｯｽ」

「鎹鴉つけるぞ」

「無理ｯｽ」

あのカラス何故か私を掴もうとしてくるのだ。最悪の場合は10匹くらいで私を15センチ持ち上げた時だった。

悲鳴嶼先生と我妻が叫んでいたのが記憶に新しい。

それ以来、鎹鴉禁止令が出されているのだ。

正直持ち上げるのは構わないが、爪がキツすぎて背中が血塗れになった事により出された物である。

「じゃあ、相澤先生・・・本日はありがとうございました」

ぺこりと頭を下げると何故か顔をあげる前にポンッと頭に手を置かれた。

「事故らないように」

そう言って、手を離し...相澤先生は手を振った。

なんだろう...めっちゃキュンときたんだが。

「"俺の"妹がお世話になりました」

そう言って兄がわしゃわしゃと頭を撫でてきた。

一体何に対抗しているのだか...。

その後無事に家に帰った私は即座に昼寝の準備に入った。

疲れたので寝る。

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