混ぜるな！キケン！！【鬼滅の刃】【僕のヒーローアカデミア】 (ページ37)

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さんじゅうしちの型！！ページ37

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そこである。

1匹で日輪刀を持ち歩けるくらいのねずみが種族仲間である根津校長と顔見知りというのは別に驚かないが、文字まで書き始めるとなればそれは個性の域である。

正直見たい(本音)

「(まぁ文字が読める字ではない事は黙っておこうかな！)という訳で合格だよ！！筆記も問題なかったしね！」

「え？その場で言うスタイルっすか」

「他の受験者はちゃんとした方法で送るさ！君は特殊だからね！」

「特殊・・・コイツがですか？」

「相澤君、人は見た目によらないんだよ！」

「あれ？私貶されてる？？」

確かにパッと見虐待を受けた美少女だけども...たまに警察に保護されても先祖返りを証明すると「なるほど」で解放してくれる。

その時の視線はなんとも微妙なもので...そりゃ怪我だらけの先祖返りとか拷問でもあったのではないのかと...悪行でも働いたのではないかと思うだろう。

私も思う。

しかし、過去の記憶もない私はただの暇なオタクでしかないのである。

怪我の理由も知りたくないしたぶん誰も教えてくれないだろう、勝手に煉獄先生の熱気にやられたと思っておこう。

何してくれんだ煉獄先生！

「＿＿＿先祖返りは皆、"絶対に"個性が現れないんだ。1部は個性の"ようなもの"が現れるけどこの子だけが個性も先祖返りの影響も受けた唯一無二の存在・・・そんな少女が敵に狙わるという可能性も確実にあるんだ」

「あー、人身売買ならぬ個性売買とかありそうだしね」

「・・・当の本人がこんなですけど大丈夫なんですか？」

「それを私達が大丈夫にさせるのさ！」

「てことは私、プレミアついてるって事か・・・何万で売れるかな？ワンチャン億いったりする？？」

「「黙れ／黙ってくれないかな！」」

「・・・ｳｨｯｽ」

ちょっとふざけただけなのに、そんな怒んなくていいじゃーん。

不貞腐れながらも巻いた包帯をいじったりして2人(?)が話しているのをBGMで鼻歌挿入していた。

ちなみに選曲は1期のオープニング。

「あ、もうこんな時間だね！」

気づけば日は暮れ初めていた...昼食べてないのに...まぁピークが面接中だったから、我慢してたら特に思わなくなっただけなんだけど。

「女の子だし送ってあげなよ相澤君」

「え」

「＿＿あ、いいです。兄が迎えに来るんで」

そう言って窓の外を見るとキラキラと夕日を反射するバイクが見えた。

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