混ぜるな！キケン！！【鬼滅の刃】【僕のヒーローアカデミア】 (ページ29)

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にじゅうくの型！！ページ29

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みんな、学校どうした。

居間へ向かうと何故か須磨さん"が"兄ちゃんを押し倒していた。

「・・・・・・・ごゆっくり」

「待て待て！！！違う誤解だ！！！」

「うぇーーーん！！Aちゃぁあん！！」

「それで、どうしたんですか？」

「ひっぐ、じ、実は・・・家の鍵を落としちゃったんですぅううう！！」

「うわぁ、地味に大変だ」

「俺がい無かったら玄関で大泣きしているところだったんだよ・・・」

ただのご近所迷惑。

そして須磨さんを慰めた後、私たちを鍵を探しに出かけた。

「あんな大きな門で鍵ってなんかウケる」

「戸締りは基本だからなぁ」

「すみ"ま"せ"ん"！！！」

「「落ち着け/落ち着いてください」」

ちなみに兄ちゃんと須磨さんは講師が風邪でおやすみらしく1日空いたらしい、他の嫁さん達は普通に授業中だ。

とにかく、鍵を誰かに拾われたら色々とヤバイ...まだ優しい一般人ならいいが新人イケメンヒーローである兄の屋敷の鍵だ。

優しい一般人でもオタクなら終わり、帰るとメンヘラ女子が待ち構えてそうである。

「んー竈門や嘴平ならわかるんだろうけどなぁ」

「んだよ、俺じゃ不満ってか？」

「うん」

「即答すんなよ！！ちょっと俺の心が傷付いた！！」

大袈裟に騒ぐ兄を他所に私はすれ違う人の顔をじっと見つめていた。

そして、気になる人の腕を掴んだのだ。

「きゃっ、なに！？」

「すみません」

謝りながらも女性の手は離さない。

さすがの兄も驚いた拍子で私を見つめていた。

「鍵を拾いませんでしたか？ネズミのキーホルダーがついたやつなんですけど」

「し、知らないわよ！」

「では言い方を変えますね、

＿＿＿＿音柱数量限定グッズ、首振りムキムキねずみの改良前非売品のキーホルダーがついた鍵、知りませんか？」

「ｯ！？」

「よく覚えてんなそれ」

そりゃ覚えるだろ、嫌という程見せられ渡されつけさせられた私の身にもなってほしい。

ちなみに貰って喜んでたのは須磨さんくらいだ。まきをさんは特に微妙な顔をしていた。だって何気に気持ち悪いくらい首がグラグラ揺れるのだ。キモイわ。

「わ、私が盗んだと言うの！？」

「キーホルダーは確実に、カバンに付いているのは非売品のやつですよね？なんで持ってるんですか」

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