混ぜるな！キケン！！【鬼滅の刃】【僕のヒーローアカデミア】 (ページ15)

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じゅうごのかた！！ページ15

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-修学旅行-

当日、1泊2日ってだけなのに兄は号泣しながら私を学校まで送った。

いや、兄ちゃん...バイク乗りながら15の夜歌わないで...ヒーローらしかぬ歌だよ。いや、見た目だけは完璧だけど。私知ってるんだからね、兄ちゃんが輩先生(仮)って呼ばれてるの...まだ勉強中だもんね。先生じゃないから(仮)。

そして学校に1番遅く着いた(ギリギリまで駄々を捏ねられ送ってもらってた)私は緑谷に挨拶をした。

「おはよー」

「うーちゃん！おは」

「＿＿＿うるせぇデク喋んじゃねぇ」

「えぇ！？」

「緑谷どうかした？誰かいるの？？」

(うーちゃん！？かっちゃんをいないものとして扱ってる！？...あぁ、見るからに落ち込んでるよ...うぅ...僕を睨んでも...)

ば、なんちゃらさんを無視して私達はバスへと乗り込んだ。

外から見える風景と緑谷のこそこそヒーローガイドをBGMに私達は京都へと向かった。

京都へはまず映画村へ行く。

そこで兄からの多めのお小遣いを使って班全員で着物へと着替える。

白に紫の花が咲いてある着物で帯はグレー。着付けをされ前に何故か来たことも無い着物をせっせと着替えた。

何処で...あぁ、兄がたまに着てるからかな、と納得して緑谷達を待った。

緑谷は緑と白のボーダーで、爆豪は黒にオレンジとちょっと派手目な感じだ。他はグレーで面白みもなかった。

小学生が着物を着るという事で修学旅行のカメラマンや外国人の人が写真を強請ってきた、前者はともかく後者は個人情報の流出になる恐れがあるので妥協案でお面越しに撮ってあげた。

次に木刀を買ってチャンバラをしたり、ヒーローショーをするという事で握手しに行ったりといろんな事をして最後には爆豪とか関係なく楽しかった。

着物は返却してバスに戻り次は泊まるホテルへと向かった。

しかし、渋滞でなかなか進まなかった。

「せんせ～トイレ～」

「も、もうちょっと待ってねぇ・・・すみません、まだ着かないのでしょうか？」

「申し訳ございません」

焦った運転手は他のクラスが乗ってるバスとは別方向に右折した。

そちらの道路は大通りより渋滞がマシになっており、近くの公園で一時停止をした。

「10分トイレ休憩とします！遅れないでね」

そう先生が言うと何人かのクラスメイトと先生がトイレへと向かった。

運転手は運転手で他のバスと連絡をとるために1度バスを降りてドアの前に立っていた。

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