27斬 ページ29
シュルダside
シュ「こ、金平糖あげるから!!今日は自分の部屋に帰って!!」
私はAに金平糖を渡して、無理やりAを部屋から出した。
ふぅ〜…とため息をついて、茶色の紙袋を見つめる。
〜〜〜回想〜〜〜
玉艶「これで…×××を__。」
シュ「で、ですが…!!」
玉艶「なに?貴女…自分の命が惜しくないの??」
シュ「そ、それは…」
玉艶「やっぱり、惜しいんでしょ?助かりたいのならば…私の命令に従うべきですよ」
シュ「もう一度、考え直してください!!玉艶様、貴女様は間違っております!!」
玉艶「黙りなさい、シュルダ。いい?
この使命を果たす事が出来たら、あなたを私の側近にしましょう。でも、できなかったら…
あなたの命はないと思いなさい」
回想終了
私は玉艶様が好きだ。
白蓮様が好きだ。
Aが好きだ…。
玉艶様と私は常に一緒に行動している。
彼女は優しく、美しく…私のことを我が子のように可愛がってくださる。
そんな彼女といつものように話しているとき、
玉艶様が私に茶色い紙袋を渡した。
私はそれを黙って受け取った。
玉艶「あら?中を見てもいいんですよ」
私は玉艶様のお言葉に甘えて、その場でその紙袋を開封した。
シュ「…え_____?」
私は一瞬時が止まったかのように感じた。こんな事もあるのかって思った。
中に入っていたもの、それは
玉艶「うふふ…気に入ってもらえたかしらぁ?」
小さなナイフ。いや、私は自分自身の剣を持っているから、こんなものは正直必要ない。
果物ナイフくらいの大きさ。
こんなものを何に使えと?
その時私は理解できなかった。
いいや、理解したくなかった。
これは現実か、夢か。
隣に居るのは、今までで見たことのないくらい、怖い顔をして笑っている玉艶様。
次の瞬間、玉艶様は言った。
私はその言葉を聴いて、絶句した。
そして、自室にいる今。私はそのナイフを見つめて、
玉艶様があの時言った言葉を思い出した。途端に涙がこぼれた。
玉艶「Aを暗殺しなさい」
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練蓮@マギ依存症(プロフ) - くるkun@クロ結婚しよ←さん» 側室がスゴイ数になりそうww正室は流石におこがましいかな?wwwもう従者でも何でもいいからお側に居させて下さい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!← (2014年8月7日 11時) (レス) id: ddc6e25d6f (このIDを非表示/違反報告)
くるkun@クロ結婚しよ←(プロフ) - 練蓮@マギ依存症さん» 玉艶…なんか、いろいろやばい事になってそうです…白雄と結婚したいww側室でもいいからさww (2014年8月7日 10時) (レス) id: 722a5ef56b (このIDを非表示/違反報告)
練蓮@マギ依存症(プロフ) - くるkun@クロ結婚しよ←さん» あー、きっと皇帝になって何人かと結婚してるんでしょうね〜…白雄さんが生きてたら、玉艶はどうなってるんでしょう…? (2014年8月7日 6時) (レス) id: ddc6e25d6f (このIDを非表示/違反報告)
くるkun@クロ結婚しよ←(プロフ) - 練蓮@マギ依存症さん» 私もですよ!!生きていたら、まぁ、誰かと結婚してそうですww私の考えですが (2014年8月6日 20時) (レス) id: 722a5ef56b (このIDを非表示/違反報告)
練蓮@マギ依存症(プロフ) - 生き返れ〜生き返れ〜って本気で願いましたwww (2014年7月31日 18時) (レス) id: ddc6e25d6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くるkun | 作成日時:2014年4月13日 12時