23斬 ページ25
白「誘ったのは、Aだからな」
A「ッ…!!」
グイッと腕を引かれ、白雄様の部屋に…
A「わぁぁ……!!」
広い広い広い!!!私の部屋の軽く2倍はある。
皇子というものは贅沢だな。
そんな事をおもいながら、部屋を見渡していると、
白「おい」
A「な、なんですか??」
白雄様がぐいぐい迫ってきて、
ドン…壁に追いやられてしまった。
後ろは壁、目の前には白雄様。
白雄「逃がさないぞ。誘ったのはAだからな」
ニヤッと笑いながら、私を見下ろす彼。
A「さ、誘ってなど///」
白「いいや、誘った。着替えさせてやってもいいですけど?って言った」
A「い、言いましたが///えっと、その…あ、あれですよぉ!!冗談です!!///」
どこを見て良いのか分からない。
好きな人が近くにいる、抱きつきたくなる。
我慢だ、我慢///
白「冗談でそんなこと言ってもいいのかぁ??」
ニヤニヤと怪しい笑みを浮かべながら、私の耳元で囁く彼。
A「んにゃ!?///」
あまりのことで、猫のような声が出てしまった。いや、猫に失礼だ。
猫のほうが私なんかよりも1000倍可愛らしいが。
白「くっ…ハハ!!何だ、今の声!!」
白雄様は腹を抱えて笑う。
何よ、た、確かに変だったけど…。
A「笑わないで下さい。白雄様のバーカ」
私はふざけたつもりで、彼にバカといったが、
白「??なんて言いました?今」
顔を近づけて、顔にお互いの息がかかるくらいの距離になる。
A「白雄様のバカ」
白「その口、塞ぐぞ」
更に白雄様の顔が近づいてきて、
私、キスされる_______?
怖くなり、グッと目を閉じると、
ちゅっというリップ音が聞こえたが、
唇に違和感はなく、
彼は私の額に軽くキスを落としていた。
白「今回は許す。次、したら、容赦しない。もう、帰れ」
私は無言で白雄様の部屋を出て、
とたんに体から力が抜けたのか、へなへなと座り込んでしまった。
A「〜っ///!!」
私、白雄様に額にキスされた!?///
唇にして欲しかった。そんなことは言えない。
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練蓮@マギ依存症(プロフ) - くるkun@クロ結婚しよ←さん» 側室がスゴイ数になりそうww正室は流石におこがましいかな?wwwもう従者でも何でもいいからお側に居させて下さい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!← (2014年8月7日 11時) (レス) id: ddc6e25d6f (このIDを非表示/違反報告)
くるkun@クロ結婚しよ←(プロフ) - 練蓮@マギ依存症さん» 玉艶…なんか、いろいろやばい事になってそうです…白雄と結婚したいww側室でもいいからさww (2014年8月7日 10時) (レス) id: 722a5ef56b (このIDを非表示/違反報告)
練蓮@マギ依存症(プロフ) - くるkun@クロ結婚しよ←さん» あー、きっと皇帝になって何人かと結婚してるんでしょうね〜…白雄さんが生きてたら、玉艶はどうなってるんでしょう…? (2014年8月7日 6時) (レス) id: ddc6e25d6f (このIDを非表示/違反報告)
くるkun@クロ結婚しよ←(プロフ) - 練蓮@マギ依存症さん» 私もですよ!!生きていたら、まぁ、誰かと結婚してそうですww私の考えですが (2014年8月6日 20時) (レス) id: 722a5ef56b (このIDを非表示/違反報告)
練蓮@マギ依存症(プロフ) - 生き返れ〜生き返れ〜って本気で願いましたwww (2014年7月31日 18時) (レス) id: ddc6e25d6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くるkun | 作成日時:2014年4月13日 12時