第二章「届かない」21斬 ページ23
宮廷の中を元気よく走っている女。
A「はぁ…！！はぁ…！！」
私の名はA。
別名「舞桜」そんな私は、
好きな人が今、どこにいるのか探している途中ってわけだ。
A「あっ…」
見つけた…。見つけたよ…。
私はゴクン…。とツバをのみ、後姿の彼に
A「はぁ…！！…白雄…様…………!!」
彼、練白雄は次期皇帝候補だ。そして、
私の好きな人。
私が彼の名を呼ぶと、彼は勢いよくバッと振り返った。
白「!?A…」
彼は私を見て、一瞬驚いた表情を見せた。が、直ぐに俯いてしまった。
ゴロゴロと空が鳴っている。
雨が降りそうだ…。
私は無言で彼にぐいぐい近づいた。
そして、彼の前に立って、
A「…先ほどは…強くあたってしまい、本当に申し訳ございませんでした」
謝った。玉艶様の言うとおり、私は素直になるんだ。
自分に素直に･･･。
白「え…?いや、俺のほうこそ…
すまなかった」
彼は申し訳なさそうに、
私に頭を下げた。
A「え!?いや、ちょっ…頭上げてくださいよ!!」
白「本当に反省しているんだ」
すまなかった。と彼は必死に謝ってくる。
なんだか、こちら側が申し訳なくなってくるんだけど。
A「仲直り…」
白「そうだな。これからも俺の師匠として、よろしくな」
��俺の師匠��どうしてもこの言葉が気にくわない。
恋人として…それだったら、どんなにうれしいのか…
A「っ…はい」
私は悲しかったけど、笑って見せた。
玉艶様に言われたように、笑った。けど、心は泣いているんだ。
今なら、いえるかな…。この胸から溢れ出てきそうな、
「好き」という思い。
A「…白雄様」
白「ん?なんだ?」
彼は笑顔で私を優しい目で見てくれる。もっと、
私の事だけ見てよ?
さぁ、言うのよ!私。
A「いきなりで、悪いんですけど…その、私…」
白「･･･??」
A「いえ…何でもありません。ごめんなさい」
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練蓮@マギ依存症(プロフ) - くるkun@クロ結婚しよ←さん» 側室がスゴイ数になりそうww正室は流石におこがましいかな？wwwもう従者でも何でもいいからお側に居させて下さい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!← (2014年8月7日 11時) (
レス) id: ddc6e25d6f (このIDを非表示/違反報告)
くるkun@クロ結婚しよ←(プロフ) - 練蓮@マギ依存症さん» 玉艶…なんか、いろいろやばい事になってそうです…白雄と結婚したいｗｗ側室でもいいからさｗｗ (2014年8月7日 10時) (レス) id: 722a5ef56b (このIDを非表示/違反報告)
練蓮@マギ依存症(プロフ) - くるkun@クロ結婚しよ←さん» あー、きっと皇帝になって何人かと結婚してるんでしょうね〜…白雄さんが生きてたら、玉艶はどうなってるんでしょう…？ (2014年8月7日 6時) (レス) id: ddc6e25d6f (このIDを非表示/違反報告)
くるkun@クロ結婚しよ←(プロフ) - 練蓮@マギ依存症さん» 私もですよ!!生きていたら、まぁ、誰かと結婚してそうですｗｗ私の考えですが (2014年8月6日 20時) (レス) id: 722a5ef56b (このIDを非表示/違反報告)
練蓮@マギ依存症(プロフ) - 生き返れ〜生き返れ〜って本気で願いましたwww (2014年7月31日 18時) (レス) id: ddc6e25d6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くるkun | 作成日時：2014年4月13日 12時
