18剣 ページ20
A「では、紅炎様はもう、帰ってもよろしいですよ」
私はくるっと紅炎様の方に向き直り、
笑顔で言う。
紅炎「あぁ…礼を言う。
今日はありがとう…」
彼は少し微笑んで、戻っていった。
さてと。
問題はこれからだ。
A「さぁ、白雄様。地獄の特訓です」
白雄「…あぁ」
私はニコッと笑ってそういった。
それから、白雄様と二人で手合わせをしてみた。
が、。
A「はぁ、はぁ…。あの、白雄様??」
白雄「はぁ…何だ??」
A「何だじゃなくて!!」
そう、私は騙されてしまった。
A「さっきのテストでは、本気を出していなかったでしょう!?」
白雄「あぁ、それなら…わざと剣術の腕が落ちているように見せかたんだ。
Aと一緒に居る時間を作るために」
わ、私と一緒にいる時間をつくために…!?
この人は、よくそんな恥ずかしい事を平気でいえるな。と私は心に中で思った。
A「はぁ…本当に怒りますよ」
白雄「なんだよ。Aは俺と一緒に居たくないか?」
うぅ…痛いところをついてくるなこの人は。
私は俯いて小さな声で言った。
A「…一緒に居たくない…そういえば、嘘になります…///」
白雄様は悪戯な笑みを浮かべて、
白雄「何だ??よく聞こえないな」
はぁぁ!///ちゃんと言ったじゃないの!!
私は恥ずかしかったけど、
大きな声で言った。
A「だから!!私は白雄様と一緒に居たいです!!もう、いいでしょう!?///」
はぁ〜。言ってしまったよ。とっても、恥ずかしい。
きっと、今の私の顔は、ゆでたタコみたいに真っ赤だろう。
白雄「合格だ」
ちょ、合格って!!///
私をからかっているのか!?
A「もう!!私をからかうのは止めて下さい!!それに、私たち、
恋人でもないのに…本当に辞めて下さい!!」
私はイライラして、駆け出した。
なによ…
白雄様なんて、大好きなんですから…だからこそ、
からかわれたら、傷つく…。
白雄「待て!A!!」
そんな白雄様の声を私は無視して、走って逃げた。
好きだから…大好きだから…。
最近、冷たくしてしまうの…。
ごめんなさい、白雄様…。
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練蓮@マギ依存症(プロフ) - くるkun@クロ結婚しよ←さん» 側室がスゴイ数になりそうww正室は流石におこがましいかな?wwwもう従者でも何でもいいからお側に居させて下さい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!← (2014年8月7日 11時) (レス) id: ddc6e25d6f (このIDを非表示/違反報告)
くるkun@クロ結婚しよ←(プロフ) - 練蓮@マギ依存症さん» 玉艶…なんか、いろいろやばい事になってそうです…白雄と結婚したいww側室でもいいからさww (2014年8月7日 10時) (レス) id: 722a5ef56b (このIDを非表示/違反報告)
練蓮@マギ依存症(プロフ) - くるkun@クロ結婚しよ←さん» あー、きっと皇帝になって何人かと結婚してるんでしょうね〜…白雄さんが生きてたら、玉艶はどうなってるんでしょう…? (2014年8月7日 6時) (レス) id: ddc6e25d6f (このIDを非表示/違反報告)
くるkun@クロ結婚しよ←(プロフ) - 練蓮@マギ依存症さん» 私もですよ!!生きていたら、まぁ、誰かと結婚してそうですww私の考えですが (2014年8月6日 20時) (レス) id: 722a5ef56b (このIDを非表示/違反報告)
練蓮@マギ依存症(プロフ) - 生き返れ〜生き返れ〜って本気で願いましたwww (2014年7月31日 18時) (レス) id: ddc6e25d6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くるkun | 作成日時:2014年4月13日 12時