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音が、耳だけじゃなく、腹の奥でも鳴り響く
「あのさ話もとに戻して悪いんだけど・・・
その噂・・・」
「え？」
音が大きすぎて、聞こえずらそうにするさとみ
「だーかーらー。その噂」
俺は、さとみの耳に近づいて話す
「噂？あぁ、リンの？」
「そう。世が世ならお姫様だっていうヤツ・・・」
「うん、実際本人に聞いたことは無いんだけど、
大阪か京都かそのあたりではかなり有名みたいだけど・・・
でも、まぁ、そんな風には、あの子見えないけどね」
「確かに、リン、そんな雰囲気全然ないけどなぁ」
と黒川が肩を揺らす
「何、サクは気になるの？
気になったところで、あんたんちは大丈夫でしょ
むしろ、仕事の方が差支えあるんじゃない？」
「それは・・・大丈夫だよ・・・
無茶さえしなければ」
「まぁ、そうならないように、俺らもできることは
協力してやるけどさ
その代わり、逐一、どこまでいったか、報告しろよ」
「は？言うかよばーか。」
「・・・サク、本当は、違うとこ気にしてる？」
「え？」
さとみが俺の顔をみる
「・・・」
「なに？」
「あ・・・いや、実はさ、リン、彼氏いてさ・・・」
そういうと
「え？」
と
驚いた顔をした二人
「ていうか、そこは、盗み聞きしてたんじゃなかったのかよ」
「あ。いやごめん。車の外だから、
ほとんど、声は聞こえなかったからさ」
・・・
自分で墓穴を掘ってしまう・・
「っていうか、それどういうこと？
リンそんなこと言ってなかったよ
ていうか、勝手にリンはフリーだと思い込んでいただけかも」
「そう・・・俺もそう思ってた」
黒川とさとみが、顔を見合す
「まぁ、地元で、遠距離らしくて自然消滅しかけてるかもって、言ってたんだけど」
「え？で、サクは、なんて言ったの？」
「え？別れてこいって言った」
「は？
結構、らしくないこと言ったねぇ
今、ちょっと俺、びっくりしたわ」
と黒川が俺を見る
「んなことねぇよ、
俺だっていう時はきちんと伝えるからさ」
「で？何？、リンが本当に別れたの？」
「聞くも何も連絡取ってねぇんだから・・・
それにさ、今、
ふと思ったんだけど、そのさっきも噂が本当ならさ、
それこそ、その相手がさ、
許嫁とかなんとかだったら・・・って」
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aya(プロフ) - 紫姫さん» ほんとに、その通りです笑 紫姫さんお疲れ様です！ (2019年7月23日 0時) (
レス) id: 3c3d254d07 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - のんさん» ありがとうございます。あははどっちに転がそうか、この時点では少し悩んでおりまして。まだ悩んでます・・え？書いててよく寄り道しちゃうんです私ｗ (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» おおっｌオールドミスいましたかｗ。もうまさに、その方です。ｗ学校あるあるです (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ayaさん» 思春期男子の汗臭い、この想い書いてて、自分でも笑えてきますｗ性別もちがえば、年齢も違う、よく書いてるな紫姫って自分で褒めてますｗ (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - どっちに進んでも面白い展開になりそうですねぇ。 (2019年7月20日 12時) (レス) id: c3a42504dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年7月1日 23時
