＊ ページ24
Aは、
問診票を記入し、受付に出し、
そして、
ほどなくして、名前を呼ばれ、トイレに案内される
本当、男ってさ・・・
「しばらくお待ちください」と再び、待合室に戻ってきたA
椅子にすわることなく、
俺の横に立ったAは
あまり落ち着かなくて
手をグッとにぎったり、開いたりしていた
しばらくすると、中の診察室から声がかかったので
チラっとAの方を見る
これは・・・ついていくべきなのか、どうなのか・・・
一瞬迷ったけれど
俺はとりあえず、「行っておいで」と合図した
不安の表情のままAは診察室に入っていった・・・
それこそ、普段仕事で追われてっから、
こんな時間があるときにこそ、
落ち着いて、これからのいろいろ、考えなきゃ
って思うのに
何も考えられない
ただ・・・そう、何も考えず、待っていた
しばらくすると、看護師が俺の方に向かって歩いてきた
小さい声で
「先生からお話があるので、こちらどうぞ」
そう言って、俺も診察室へと案内された
一瞬、どうしたらいいのかわからず
でも、それも悟られたくなく
少しうつむき加減でついていく
正直、連れていかれた場所は・・・
あまり男の俺が・・・
その・・・入ってはいけないような場所だった
Aは俺に遅れて、診察室に入ってきた。
そして、そのあとすぐに、女医が目の前に現れた
その女医はモニターらしきものをセットし、そして、俺らの方に向ける
初めてみるモニターを見ても
あまりよくわからない。
「これね・・・わかるかな・・」
そう言って、モニター上をペンで撫でる。
「この勾玉みたいな形のがね・・赤ちゃんの袋」
「赤ちゃんのふくろ？」
無意識に口に手を当て、そのモニターを覗きこんだ
やっぱ・・・いるんだ
これが俺らの子どもなのか・・・
「そう、よく勘違いされるんだけど、これは赤ちゃんじゃなくて、
袋ね、
この中に本当、小さな小さな命が入ってるのね
見えるかな」
え・・・これじゃないの？
俺はさらにマジマジとモニターを眺める
「で・・本題はここからなんだけど・・・」
一瞬静かになる
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紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» 爆 ( ・_・)ノΞ●~* (2019年6月12日 12時) (
レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
和紀☆(プロフ) - 紫姫さん» しょ・な・い（はぁと）爆 (2019年6月12日 12時) (レス) id: 9ae5b47bd8 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» あはは。あたしたちの関係ってw (2019年6月12日 10時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
和紀☆(プロフ) - 紫姫さん» くはwだめよw寝てない事バラしたらあたしたちの関係がばれちゃう（はぁと）w そしてシークレットもやっと読めた＼(^o^)／てか、寝たよ、うん、寝落ちたからねw大丈夫！紫姫に比べたら体調いいからw (2019年6月12日 9時) (レス) id: 9ae5b47bd8 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» え？和紀？ダメじゃん、こんなの読んでる場合じゃないでしょうが、寝てよ。昨日も寝てないじゃん。 (2019年6月12日 9時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年1月28日 22時
