＊ ページ11
「はじめまして、私、二宮さんと同じ部署で、後輩の田代です
いつもチーフには、お世話になってます。」
ショートカットで、長身の彼女がそういった
「はじめまして、橘です」
そう言って、軽くお辞儀した
そして、その隣の
ほわっとした雰囲気の子が
「夏川です。田代の同期です」
そう言って頭を下げたので
私も思わず下げる
すると和が
「いいよ、別にこいつらにそんな頭下げなくても」
と言うと
「どうしてですか、こんなにかわいい後輩ですよ」
「はいはい」
私の知らない和がいて
当たり前なんだけど、少しだけ新鮮だった
でも・・・
たぶん、このホワっとしてる夏川さんは、たぶん
和に好意を持ってくれてるんだろうなと感じる、
悲しいかな女の勘
「そもそも１０年も付き合ってて結婚しないんですか？」
ショートカットの田代さんがそう言って不思議そうな顔をした。
おそらく、田代さんは、夏川さんの和に対する想いを知ってて、いろいろと情報を聞き出そうとしてるのであろう
わかるよ・・・
だって、私も美波もそうだったから・・・
でも、
いつからか、そんなこともしなくなったなぁ
だって、どんな情報をたくさん収得したとしても、
結局は、お互いのフィーリングが合わなきゃだめなんだってことに
気づいたから
「なんで、そんなことオマエに言わなきゃいけないの？」
サラッと言ってのけた和
「えぇ、だって気になるじゃないですか？」
「ははっ、田代が俺らの事に関して気にする必要はないでしょうが」
「えぇぇ、橘さんはどうなんですか？１０年も付き合ってるのに結婚しないって
焦りません？」
初対面なのに、結構ズバっと入ってくる子なんだなと思いながらも
でも、あまり悪い気は感じさせず、
かえってその隣にいる夏川って子のほうが、私的にはきになってしまう
「え？結婚？どうだろう・・・」
と濁した時
「田代、とりあえずこうやって長い間一緒にいるってことは、そういうことだよ、
そこは察しろ。」
「え、それだと、どっちの意味かわかんないです・・・」
・・・
確かに
わかんないわ
ごめん、和、私も田代さんと同じ意見かも・・・そう言いながら和をチラっと見上げると
「はぁ・・・」と、大きなため息をついた和
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凜(プロフ) - ああああ！！！！待って！今頃読んでいる私を許して下さい汗、そして、翔くんとニノのバチバチさが…んもぉ！すきっ！です！！！ (2018年8月29日 20時) (
レス) id: ea7207ff5a (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - フミちゃんさん» ハラハラドキドキが最後まで続きますように、書いていけたらと思いますｗｗｗ (2018年8月23日 22時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» わ〜、おひさしぶりです♪いつもありがとうございます、３人の心情の移り変わりを高校時代から綴ってるので、たまに混乱してしまうこともｗｗｗラストにむかって、がんばります。 (2018年8月23日 22時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 葵衣さん» いつもありがとうございます、おっと、今度はニノ担の翔くん派・・・いい感じです、書き手として最高です、これからもよろしくお願いします (2018年8月23日 22時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - keiさん» 続きは次の章へ（２回目）ｗｗｗいやぁダメだ、ビクビクしてる・・・ (2018年8月23日 22時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2018年7月24日 22時
