関係・・・ ページ9
急いで、コンビニから逃げるように帰ったあの日から
俺は、かぐやの過去が気になるようになってしまった
というよりは
知りたいのか、知りたくないのかといえば、知りたくない
ただ、
潤くんとの関係だけが気になっていた・・・
そう、そこだけを、知りたかった
でも、知るには、潤くん本人に聞かなくてはならない
でも、そうなると、潤くんのところに、かぐやは、もとに戻ってしまう可能性がある
というよりは、かぐやの記憶どうこうよりも、潤くんは、待ったなしに、連れ戻しにくるだろう
・・・
俺は、
ススキ野原の真ん中で、
快適な温度にもどって、居心地がいいのか、裸足で、寝転がり
すでに４冊目となるスケッチブックにまた、新たに絵を描き始めていた
智「かぐや、絵、描くの好きか？」
そう、言うと
コクンと頷いた
多少、幼いこの行動は、
あかりちゃんが言うには、脳がそうさせてるのかもって言ってた。
そして、
スケッチブックの横にキーボードを叩く
俺の横にあるタブレットが点滅する
か「好き・・・なのかな？わからない・・・
これしか、今の私には、できないから・・・」
智「そんなことないよ、料理だって覚えてきたじゃん」
か「・・・うん」
智「ここに来た時よりは、ずっといろいろなこと出来てるよ」
か「そうだね・・・」
智「そっか、例えば、何か欲しいモノとかある？」
少し、天井を見上げ、
か「色鉛筆かな・・・」
と返ってきた
智「色鉛筆？」
か「そう」
そっか、いつも、鉛筆で描いてたもんな
智「わかった」
か「色つけたら、たぶん、もっとイメージがわくと思う」
イメージ？
智「イメージ？何の？」
か「いろいろ」
俺は気になり、ソファーから立ちあがって、
かぐやに近寄った
そして、かぐやが描いてるスケッチブックを取り上げた
か「ああああああああああああああああ」
返せて言わんばかりに、
手を伸ばすかぐや
それを、阻止して、
スケッチブックをめくる・・・
そう、４冊もスケッチブックを与えてるのに、
俺は、１回も見たことが無かった
鉛筆１本で濃淡をつけて描いたその絵は・・・
・・・
どういうこと？
俺は
絶句した
何てことだ
か「あああああぁ・・・」
あきらめたのか、大人しくなる
かぐや
智「かぐや・・・おめぇ・・・さ」
その絵は、
絵ではなく、
つまり・・・
舞台の構成を事細かに描いていた構成案でよく使われる、
資料のような図案だった
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チェリー(プロフ) - こんにちは！ずっと見させていただいております！移行も、楽しみにしてました(^o^)／これからも頑張ってください！！ずっと応援してます！ (2017年7月3日 23時) (
レス) id: a0fb27e534 (このIDを非表示/違反報告)
shocola(プロフ) - 紫姫さん» うふふ (2017年7月3日 21時) (レス) id: 9653387dc9 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - shocolaさん» かぐやちゃんのことわかってきた？よかったwww (2017年7月3日 19時) (レス) id: e9c302e907 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - かよさん» かよちゃん、なんやかんやで、移行しちゃったwww 短編の予定だったのになぁ (2017年7月3日 19時) (レス) id: e9c302e907 (このIDを非表示/違反報告)
shocola(プロフ) - 紫姫さん» 大好きやもん！ゆっくりやけど、かぐやちゃんも分かるようなってきて楽しみになってる！ (2017年6月29日 21時) (レス) id: 9653387dc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2017年5月2日 8時
