悲しい瞳 ページ2
そういうと、
少し悲しい目をしたかぐや
智「どうした？」
すると、軽く息を吸い
かぐやがキーをうつ
か「私が足をひっぱってる？」
か「私のせいで、智はあかりちゃんのところにいけない？」
そういって、また、真剣な・・・いや、あの透き通るような、悲しい瞳を潤わす
俺は、箸を揃えておき
かぐやをじっと見る
智「そんなことないよ、あかりちゃんはね、ニノのことが、昔から、大好きなの
俺は、あかりちゃんが幸せになるんだったら、十分。
・・・って思ってたんだけど、
正直、おめぇと会うまでは、そだな、うん
少しばかりか、後悔してたかもしんねぇ、追っかけなかったことや、そう、必死にならなかったことにさ」
窓から、月あかりが差し込む
智「だけど、おめぇとこうやって、一緒にいるようになって、
それどころじゃなくなった、
そう、おめぇがここにいるだけで、俺はそだな・・・なんていえばいいのかな
・・
・・・
そう、安らぐんだよ、わかる？
癒されるっていうか、
仕事がどんなに忙しくても、ここにかぐやが待っててくれる、かぐやが、俺を頼ってくれてるって思うだけでさ、
うん・・・
そう・・・
まぁ・・・そういうことだ・・・ほら、食えっ」
・・・
・・・
俺は、
最後に何を言いたかったんだろう
今、言ってはいけない言葉が、出てきそうな気がした
かぐやの、胸元から、
かぐやの手がかりになるであろう、リングをとおした、ネックレスが、きらりと光る
そう、手がかりになるはずのこのリングも、未だに、力を発揮しておらず、
何もわからないままだ
ふぅ、
俺は、落ち着かせるために、
そんなことを、考えていたが
頭のすみっこで
つぶやいた
そう・・・俺は
かぐやに恋してるんだ・・・・
でも、それを口にだしてどうなる？
「身元が分からない女だぞ？」
と、ニノが言ってたことがよみがえる
「きっと過去が知りたくなる・・・」
中川先生の言葉も、よみがえる
そして、かぐやの胸元にある
リングを見つめる
２０１６ ８ ３０
何があったんだ、この日に・・・
そして、俺が記憶喪失のかぐやに出会ったのは、
その日から２週間ほどのことだ
一体・・・何が
か「・・・・ちぃ？」
タブレットではなく、言葉で話しかけたかぐや
智「・・・あ・・・ごめん。
ほら、食おう、な、食おう」
そういって、にっこり笑い、ハンバーグをつついた
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チェリー(プロフ) - こんにちは！ずっと見させていただいております！移行も、楽しみにしてました(^o^)／これからも頑張ってください！！ずっと応援してます！ (2017年7月3日 23時) (
レス) id: a0fb27e534 (このIDを非表示/違反報告)
shocola(プロフ) - 紫姫さん» うふふ (2017年7月3日 21時) (レス) id: 9653387dc9 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - shocolaさん» かぐやちゃんのことわかってきた？よかったwww (2017年7月3日 19時) (レス) id: e9c302e907 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - かよさん» かよちゃん、なんやかんやで、移行しちゃったwww 短編の予定だったのになぁ (2017年7月3日 19時) (レス) id: e9c302e907 (このIDを非表示/違反報告)
shocola(プロフ) - 紫姫さん» 大好きやもん！ゆっくりやけど、かぐやちゃんも分かるようなってきて楽しみになってる！ (2017年6月29日 21時) (レス) id: 9653387dc9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2017年5月2日 8時
