Unsung Hero Part3

第1回カルデア女子会 前編 ページ4

｢と、言うわけで始まりました。カルデア女子会です｣

シールダーこと、私、マシュ·キリエライトがドドンと効果音が付きそうな位のドヤ顔で言った。

｢あの…これはどういった趣旨なのでしょう…？｣

と、アルトリアさん。少し、考えてから

｢親交を深めるためです。後、お菓子を食べる会です｣

と、言うと｢お菓子…！｣と呟き、アルトリアさんはクッキーを食べ始めた。

｢そういや、Aは？｣

と、お茶を飲むモードレッドさん。

｢先輩は、疲れた！と言って既に就寝してしまいました……次こそは誘います！｣

と、宣言する。モードレッドさんは、そうか、と一言言い用意されたチョコを食べた。
今回参加しているのは、私とアルトリアさんにモードレッドさん。清姫さんに、百貌さん。荊軻さんと、メドゥーサさん。メディアさんと、ダ·ヴィンチちゃん。後は何名かの女性スタッフである。

それぞれ思い思いに喋り、女性スタッフが仮眠の為粗方退出してしまった頃、清姫さんが、

｢皆様はますたぁ達の事どう思っていなさるんですか？｣

と、下手したら爆弾になりかけない問いかけをしてきた。

｢マシュさん。どうですか？｣

｢そ、そうですね…先輩方は凄い方達だと思います。そ、その………尊敬しています！……人として｣

私の発言を聞いた清姫さんは、満足気に頷き、そうですよね！と全面同意。
その後がヤバイ展開になってしまいました。
アルトリアさん、モードレッドさんは難無くクリア。百貌さんも、クリア。
荊軻さんは、何処から持ってきたのかお酒を飲んでいて、まさかの｢食べたい位に可愛い｣と言い放ち、これは、アウト…！と、その場にいた全員が思った…のですが……

｢えぇ。可愛らしいですわよね。で、出来ることならマスター達の可愛らしい…………あぁっ！｣

何を考えたのかはスルーする事にした。
ダ·ヴィンチちゃん、メディアさんも、クリア。
アウトだったのはメドゥーサさんで、

｢女の方のマスターとなら、1度カップルの真似事をしましたね。とっても可愛らしかったですね｣

と。確かに、この前のレイシフトでやむを得ずそういう事になりましたが！と、心の中でツッコム。

｢かっぷる…………つまり、恋人同士……フフッ…ますたぁ私というものがありながら…フフフフ…｣

｢おい、これヤバイんじゃないのか｣

｢ヤバイも何も、バーサーカーは総じてヤバイです｣

と、アルトリアさんと、モードレッドさんが剣を構える。

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