基本自由行動 参 【男主】

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数日後、エマと芽衣の葬式が行われた。





先に芽衣の葬式が行われた。





芽衣を知ってるのはほんとに数名で、葬式も少人数
った。









『……この度は 妹 芽衣の葬式にいらしてくださり、ありがとうございます。本日は＿＿』









〜









次の日に行われたエマの葬式では、堅が泣いていた。





その姿を見て、オレも2人の死を改めて実感した。










マイ「A」




『マイキー…』







マイ「葬式の準備でお互い忙しかったろ？




ちょっと散歩しねぇ？」









マイキーにそう言われ、2人で外に出た。










マイ「……相談、していい？」






『……？なに？』













マイ「＿＿＿＿東卍、解散させようと思う」













『…………………は？』













マイキーの言葉に目を見開く。











マイ「俺なりに、色々考えたんだ。




オマエはタケミっちのタイムリープ知ってたんだろ？」








『…そう、だけど、』









マイ「1番いいのはこの方法だ。




未来で東卍が荒れんなら、今ここで東卍を無くせばいい」








『………そう、だけど、…………っ』










じわっと目が潤んで、マイキーに抱きしめられる。








マイ「……ほんとに、特に創立メンバーのヤツらには申し訳ないと思ってる。




でも、これ以上タケミっちに無理させれないだろ？」








『そう、だけどさぁ……！！



もっと、いい方法ないのかなぁ……っ』









また涙が溢れる










マイ「＿＿＿ううん。きっとこれが最善。




次の集会で、東卍は解散だ」









『………っ、……




総長が言うなら……仕方ないけど、さ…』









目をゴシッと拭いて、マイキーの胸元を離れる。










『………場地が死んで、芽衣もエマも死んで、東卍は解散で、





なんか、一気に無くなっちゃったな、』










マイ「…タケミっちが居なければ、今頃ケンチンも一虎も死んでた。






俺らはタケミっちに助けられた。


今度はオレらがタケミっちを救おう、な？」










『………わかった、』











マイ「…ん、ありがと。」

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