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稀咲「存在を知ったのはここ数年。





名前は、赤鷺 芽衣」







『……何、言ってんだ、』









稀咲が急に話し始め、戸惑う。







しかも、思い出したくない話題







東卍を含め、周りがザワザワとし始める









稀咲「会うのは月に数回程度



休日は兄妹揃って好物のコロッケを買い食い。







同居を願ったが、孤児院の院長に拒否され別居中。



高校入学と同時にお金を稼ぎ、同居する予定だった。」










『……なんで、知って、』









稀咲「…そして先日、死亡」








『………!!』










目頭が熱くなった。


喧嘩で忘れていた芽衣の死を、急に思い出してしまう









稀咲「理由は___」












『____黙れ!!!!!







…頼むから、黙って、くれ…』









消え入りそうな声でそう呟く。










イザナ「…こいつには物理攻撃より精神攻撃の方が効くみたいだな」





稀咲「…あぁ。オレもこの人を手に入れたくて情報をたくさん入手した。」








千冬「っAくん……!!」










唯一、東卍でこの情報を知っている千冬が駆け寄ってきた









千冬「っ気をしっかりしてください!!!」






『…してるよ、』






千冬「っ………Aくん、」











急に、虚無感に襲われた。



もう、オレには家族が居ない。







堅は家族みたいなものだけど、血は繋がってない。



親はどこにいるのかすら分からない。









もう、俺はひとりぼっちになってしまった














___ぶぉんぶぉん!!!!















『……け、ん』








ドラ「__なにくっせぇ顔してんだテメェ。」











突如聞こえたエンジン音に顔を上げる。



何度も聞き慣れた音。





そして、何度も見た顔










周りを見ればマイキーも居た












マイ「A」








『…マイキー、?』









なんでここに、と言う前にマイキーは俺を抱きしめた










マイ「……芽衣死んだのに、よく頑張ってくれた」








『ぁ、……』










泣きたいのはマイキーも一緒なのに、






俺は、マイキーの胸の中で恥も外聞もなく泣いた



その間、マイキーはずっと頭をさすってくれた

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ごま(プロフ) - かささん» ありがとうございます〜!受験頑張りましょうね、!! (2021年11月12日 16時) (レス) id: 6f8876dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
かさ(プロフ) - 私も受験生です!頑張りましょっ!無理しないでごまさんのペースで!いつでも、待ってます!! (2021年11月9日 22時) (レス) @page40 id: ab0fd5eee8 (このIDを非表示/違反報告)
ごま(プロフ) - ねおさん» 全然気づいておりませんでした、申し訳ないです汗 (2021年11月2日 20時) (レス) @page31 id: 6f8876dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
ねお(プロフ) - コメント失礼します、春千代と表記されていますが春千夜です、既にお気づきでしたら申し訳ないです>< (2021年11月2日 13時) (レス) @page22 id: e841b12656 (このIDを非表示/違反報告)
ごま(プロフ) - かく。さん» 予想当たってました?笑 ちゃんとハピエンで終わらせたいです泣 (2021年10月31日 13時) (レス) id: 6f8876dbb6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ごま | 作成日時:2021年10月26日 0時

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