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『………あっそ。まぁいいや、助けてくれた事は感謝してるけど、俺は芭流覇羅とやらに入る気はない。』





稀咲「わかってますよ。




諦めてはいませんけどね。」








「それじゃあ」と言って切られた電話。






ほんとにやること全てにおいて理解不能だ。



しばらくボーッと考えていると、堅が帰ってきた。









『おかえり。どうだった?』




ドラ「あー……安静にしとけってよ。お前は?」




『俺は明日で退院かな。』




ドラ「はぁ?てめぇもそこそこ大怪我だったろうが」




『さぁ。病院の判断だから知らねぇよ。』







半ギレ気味の堅にケラケラ笑っていると、ドアのノックオンが聞こえた



そして、入ってきたのはマイキーだった。







マイ「やっほー。元気?」



『よ。見ての通り』



ドラ「マイキーがこの時間に起きてるなんて珍しいな。」






堅の発言にふと時計を見る。



時計の針は10時を指していた。






『いっつも起こさないと永遠に寝てる癖に……』


ドラ「明日は雪か?」


マイ「お前ら、お見舞い来てやったのにその態度なんだよ」






そんなくだらない話に3人で笑い合う。






マイ「…ちょっと屋上行ってくるわ」



『俺も行く。





あ、堅は来んなよ。お前は安静にしてなきゃだからな』





ドラ「っテメェ………」








半笑いでそう言うと、堅はキレながら睨んできた。







『ははっ、すぐ戻ってくっから。

泣くなよぉ?堅ちゃん?』




ドラ「……お前、怪我治ったらはっ倒す」




『ひぇ〜怖い怖い。


あ、そういやさっきタケミっちが来てんの見たから、もうすぐ来ると思うぞ。』







そう言い、マイキーと屋上に向かう、






屋上に着くなりマイキーは寝っ転がった。






『お昼寝日和だなぁ』








マイ「………なぁ、A」







俺が能天気に呟くと、少し真面目な声でマイキーが俺の名前を呼んだ







『……なに?』






ふざける雰囲気ではなさそうで、真面目に返答する









マイ「____タケミっちって、なんか謎じゃね?」









ずっと感じていた違和感。




これから起こることを想定したかのような立ち回り。









『……うん、それは俺もちょっと思ってた。









中学生とは思えない』

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ごま(プロフ) - アリアさん» ありがとうございます!笑 (2021年11月20日 23時) (レス) id: 6f8876dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
アリア - あっ‼好きですこの小説‼ (2021年11月20日 8時) (レス) @page48 id: adb6528cc7 (このIDを非表示/違反報告)
ごま(プロフ) - 塩むすびさん» ありがとうございます!!受験大変ですよね…泣 頑張りましょう! (2021年10月16日 2時) (レス) id: 6f8876dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
塩むすび - このお話大好きです!!!!私も受験生で、、はぁ…お互い頑張りましょう!無理のないよう更新頑張ってください! (2021年10月15日 23時) (レス) @page48 id: 6844c97410 (このIDを非表示/違反報告)
ごま(プロフ) - 夜空さん» ありがとうございます!そう言っていただけるとほんとに嬉しいです…! (2021年9月26日 9時) (レス) id: 6f8876dbb6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ごま | 作成日時:2021年9月25日 16時

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