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『いッッ…………てぇなぁ!!!!!!!!』
勢いよくそいつを蹴り飛ばすと、遠くへ吹っ飛んだ。
そして、その衝撃でさらにナイフが深く刺さっていた
『っ、』
タケ「朱鷺くん、大丈夫ッスか!?!?」
大きな目を一際見開いて、焦るタケミっち
着ていたパーカーの肩辺りに、血が滲んでいくのがわかった。
『(っ思った以上に血が止まんねぇ、)』
左手で傷元を抑えるが血の止まる気配はない。
ただ、俺より危険なのは堅の方だ。
今は一刻を争う。
『…行くぞ、タケミっち。』
タケ「っでも、朱鷺くん、」
『タケミっち』
タケ「っ、分かりました、急ぎましょう!」
心配そうにこちらを見つめる目をジッと見つめ返すと、俺の気持ちを察したかのようにタケミっちは歩き始めた
〜
ヒナ「タケミチ君!!!」
後ろから聞こえた声に振り向くと、エマとタケミっちの彼女が居た。
ヒナ「今救急車呼んだから!!」
エマ「ドラケンは……って…A、?肩、血だらけじゃん、」
俺の肩を見るなり、絶望したかのような顔をしたエマ
『エマ、俺は大丈夫だから。
それより堅の傍居てやれ、』
エマ「っ、わかった」
素直に言うことを聞いてくれたエマ。
好きな人が死にかけてんだ。そりゃ心配もするだろう
堅に駆け寄り、膝枕をしたエマ。
『さて………ヒナちゃん、だっけ?
ごめんね、はじめましてがこんな血だらけで』
ヒナ「っあ、いえ!はじめまして、橘ヒナタです!」
何気に初めて話すタケミっちの彼女。
礼儀正しくていい子だ。
タケ「ヒナ、救急車はあとどれくらいで!?」
ヒナ「わかんないけど、お祭りと雨で道混んでるみたいで…」
ヒナちゃんがそう言うと共に俺らの目に入ったのは
「__あれあれぇ!?
死んでねーじゃん!!ドラケンちゃん!!」
「おぇーい!!なんでザコミチいんのぉ?!」
「赤色の朱鷺もいんじゃん!!しかも死にかけ!!」
「カスが何余計なことしてくれちゃってんだ?」
『……なんでこのタイミングに来るかな』
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ごま(プロフ) - アリアさん» ありがとうございます!笑 (2021年11月20日 23時) (レス) id: 6f8876dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
アリア - あっ‼好きですこの小説‼ (2021年11月20日 8時) (レス) @page48 id: adb6528cc7 (このIDを非表示/違反報告)
ごま(プロフ) - 塩むすびさん» ありがとうございます!!受験大変ですよね…泣 頑張りましょう! (2021年10月16日 2時) (レス) id: 6f8876dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
塩むすび - このお話大好きです!!!!私も受験生で、、はぁ…お互い頑張りましょう!無理のないよう更新頑張ってください! (2021年10月15日 23時) (レス) @page48 id: 6844c97410 (このIDを非表示/違反報告)
ごま(プロフ) - 夜空さん» ありがとうございます!そう言っていただけるとほんとに嬉しいです…! (2021年9月26日 9時) (レス) id: 6f8876dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ごま | 作成日時:2021年9月25日 16時