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伯爵 ページ23

Aside

お風呂から上がると私はシエルが用意してくれた私の部屋に行った

「うわぁー……」

大きい扉を開けて中に入るとそこには大きなベッドや暖炉、机やソファなどといった豪華な装飾のしてある家具が置いてあった

部屋の中もとても広く、大きな窓からは暖かい太陽の光が差し込んでいた

私はウキウキが抑えられずに万を期したようにフカフカのベッドに飛び込んだ

「ふぁ〜!!気持ちぃ〜」

シエル「どうだ?この部屋、気に入ったか?」

人が居ないことをいい事にしていたので、いきなり現れてシエルに恥ずかしい所を見られてしまった

セバスチャン「傷の加減を確かめに参りました」

おまけにセバスチャンときた。恥ずかしさのあまり顔が赤くなる

シエル「どうしたんだ〜?顔が赤くなっているぞ?」

ニヤニヤ笑って言ってくるシエルと顔を合わせないために布団に潜り込む

セバスチャン「坊っちゃんも意地悪はほどほどに、さぁ、出てきて下さい」

「悪魔より悪魔ね。流石ファントムハイヴ伯爵」

私はのそのそと出てくるとセバスチャンにソファに座らされ傷口の消毒などをもう一度してもらった

「で、どうして2人でわざわざ私の所へ?」

シエル「それが、少し困ったことができた。」

「困ったこと?」

セバスチャン「えぇ、坊っちゃんには許嫁がいらっしゃいます。」

「シエルその歳でもう奥さん!?」

セバスチャン「伯爵というものは大体どこもそうですよ。それでですね、許嫁がいるのにも関わらず、女を連れ込んでると知ったらどうなると思います?」

「その許嫁が怒る」

セバスチャン「正解です。」

「で、私にどうしろと?」

嫌な予感がする

「ここにいる間、男として生活して貰います」

嫌な予感的中

男→←過去



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- 素敵な作品ありがとうございます (5月21日 19時) (レス) id: 4edc0c80af (このIDを非表示/違反報告)
澪桜(プロフ) - 続きが読みたいです!…でも1ヶ月以上更新出来てないって事は放置されたままなのか、続ける気がない?とにかく続きが読みたいです!!!!!!!! (2019年2月7日 15時) (レス) id: f8910ba311 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:叶芽 | 作成日時:2018年8月14日 1時

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