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ファントムハイヴ邸 ページ15

久しぶりに私はファントムハイヴ伯爵邸の呼び鈴を鳴らす

セバスチャン「はい。どなたで……あなたは!!」

セバスチャンは私の顔を見ると驚いた顔をした

「セバスチャン、シエルくんに会いたいの」

セバスチャンは少々お待ちを、というとシエルくんに許可を取ってきて中に通してくれた

シエル「何の用だ?昨日ぶりだな。お前には聞きたいことが沢山あったところだ」

「シエルくん…。ごめんなさい。アンダーテイカーの事。」

セバスチャンは私を椅子に座らせると紅茶を持ってきてくれた

シエル「お前、知ってて言わなかったんだろう?卑怯者だな」

「何を言われても返す言葉がないわ…」

セバスチャン「どうされたんですか?その様子じゃあ謝るためだけに来た感じではなさそうですが」

「シエルくん、厚かましいのも失礼なのも迷惑なのもわかってる。私がお願いする立場じゃないことも…でも、お願いがあってきたの。」

ジシエル「なんだ?」

「私をここに住まわせて欲しいの…」

シエル「……はぁああ!?!?」

私は丁寧にシエルくんに向かってお辞儀をする

「その代わりにアンダーテイカーについての情報も伝えるわ。これから先できる限りの事もする。」

セバスチャン「でも、あなた死神の仕事は」

「休暇を貰ったの。ほんとうは辞めるつもりだったけど、そう伝えたら休暇を貰った。アンダーテイカーの遺髪入れをあなたが持っている限り、アンダーテイカーはまたあなたに会うことになる。それに…アンダーテイカーから貰った指輪にクローディア・ファントムハイヴと書いてあったの」

シエル「クローディア…。」

「あなたの先代よね?何かしらアンダーテイカーがファントムハイヴ家に関わっていることは確か。ここにいたら何かわかるかもしれない…。だから、お願いします……」

シエルくんはセバスチャンと目を合わせるとやがて力が抜けたように座り直した

シエル「わかった。いいだろう。ただし!一つだけ条件がある!!」

「条件…………??」

シエル「くん付けで僕の名前を呼ぶのはやめろ!!」

君→←決心



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- 素敵な作品ありがとうございます (5月21日 19時) (レス) id: 4edc0c80af (このIDを非表示/違反報告)
澪桜(プロフ) - 続きが読みたいです!…でも1ヶ月以上更新出来てないって事は放置されたままなのか、続ける気がない?とにかく続きが読みたいです!!!!!!!! (2019年2月7日 15時) (レス) id: f8910ba311 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:叶芽 | 作成日時:2018年8月14日 1時

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