スリル ページ1
ジュリアside
私とセバスチャンは伯爵と別れたあとエレベーターホールまで来た
「こんな所に何の用ですか!?」
セバスチャン「えぇ、坊ちゃんの叔母様達の手伝いに」
セバスチャンはそう言うとストっと降り立った
底にはドレスを着た女の人が死体と戦っていた
「ちょっと…待って!」
セバスチャンの後を追うとするが周りに50体ぐらいの死体に囲まれてしまった
「セバスチャンさん!流石にこの量…死神でもきついっ」
助けを求めるために道を開けようとした時だった
ゴゴゴゴゴ_______________…
(…来た…)
セバスチャン「まさか!」
時計を見るとグレル先輩との集合時間
皆がザワザワと一等旅客用デッキに出る中セバスチャンはたっと走っていく
私もなんとか道を開けると追いかける
着いたのは操舵室だった
セバスチャン「氷山に当たって船が壊れ始めている。浸水を防ぐには…水密扉…これですね」
「そんな!もし伯爵がいたら…」
セバスチャン「大丈夫ですよ。それくらいのスリルがないと」
セバスチャンの考え方に少しゾクッとしてしまう
「悪魔。」
セバスチャン「大丈夫ですよ。契約者の命をみすみす捨てるほど馬鹿な悪魔ではありません」
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箱 - 素敵な作品ありがとうございます (5月21日 19時) (レス) id: 4edc0c80af (このIDを非表示/違反報告)
澪桜(プロフ) - 続きが読みたいです!…でも1ヶ月以上更新出来てないって事は放置されたままなのか、続ける気がない?とにかく続きが読みたいです!!!!!!!! (2019年2月7日 15時) (レス) id: f8910ba311 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:叶芽 | 作成日時:2018年8月14日 1時