偽り40 ページ41
Aside
「〜なのよ。ホントにあの人は」
プンプンと旦那さんに対して怒ってる神無崎さん
『大変ですね...』
「フフッそうなのよ...でも幸せよ。それより、車の中の彼は?お兄さんかしら?」
『あ、いえ。知り合いです』
「確かに髪の色違うものね。綺麗な顔をしてるわね。髪色も素敵だわ」
その時
チクッ
『...??』
何か心臓が痛い...
また自律神経が安定してないせいかな...
何年か前に自律神経が安定していなく、心臓が痛くなることがあるということが分かった
最近は大丈夫だと思ったんだけどな...
そしてついに
痺れを切らした左馬刻さんが車から出てきた
左「おい、いつまで話してんだ」
相当イライラしていらっしゃる
「あら、ごめんなさいね?あたしはもう行くわ。また今度お話しましょう」
『あ、はい。おやすみなさい』
そう言って別れようとした
「おやす...あ!Aくん!」
が、
神無崎さんに呼び止められた
『?はい』
そしてこんなことを言われた
「聞いてるかわからないけど、最近このマンションの近くで男が彷徨いてるって噂になってるわ。よく夜の7〜8時くらいにこのマンションを見上げてるんですって...。女性目当てかもしれないけど、今のところ女性の被害は無いんですって。Aくんも気をつけてね?それじゃ、おやすみ」
そう言って神無崎さんは去っていった
『...っっ』
悪寒が止まらない
左「...A」
左馬刻さんが心配そうに顔を覗きこんできた
男...7時から8時の間...
最近、この時間に帰ってきたことは無い...
ということは...
恐怖が脳内を埋めつくした
...怖い
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
殺 される?
もう見つかってる?
『はぁ...はぁ...はぁはぁ』
呼吸がどんどん早くなっていく
左「落ち着け。大丈夫だ」
不慣れな手つきで背中を撫でてくれる
その左馬刻さんの手に安心したのか、呼吸が落ち着いてきた
確信は無いが...恐らくそうだろう...
父だ
父がイケブクロまで来てる...
どうしよう...
このまま 殺 されるのか
左「A」
左馬刻さんが真剣な目をして言った
...助けて欲しい...
でも...
ごめんなさい やっぱり
『助けてください』
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クロ(プロフ) - みますさん» 小説をよく読んでくだされば分かると思いますが、「この時代こそ男が権力を握っていた時代」という言葉を使い勝手に数年前は男が権力を握っていたようなものにしています。不快にさせてしまっていたのなら申し訳ありません。 (2018年10月31日 21時) (レス) id: fa8f49b139 (このIDを非表示/違反報告)
みます(プロフ) - ヒプマイの世界線だと女尊男卑だと思うのですが、なぜ夢主は父親に主様の小説のような扱いを受けているのでしょう?気になり続きが読めません、よろしければ説明頂けると幸いです。 (2018年10月21日 1時) (レス) id: ea3e9d6ac0 (このIDを非表示/違反報告)
クロ(プロフ) - 名前などないさん» えぇ〜!(TωT)宝物!嬉しいです!これからも温かく見守ってくだされば幸いです! (2018年10月7日 18時) (レス) id: fa8f49b139 (このIDを非表示/違反報告)
クロ(プロフ) - 神夜さん» 嬉しいです!高評価ありがとうございます!(;▽;)更新頑張りますのでよろしくお願いします! (2018年10月7日 18時) (レス) id: fa8f49b139 (このIDを非表示/違反報告)
名前などない - 名前などないは、宝物を見つけた (2018年10月7日 17時) (レス) id: 7d4ac3f345 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2018年9月9日 21時