【ハイキュー】彼女がバレーをやめた理由

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一瞬、キョトンとした黒尾さん。




でもすぐに意地悪そうな笑みを浮かべた。






「あれ、もしかして俺のことカッコイイと思った？」



「あ、はい」



「なんの躊躇いもねぇな！？」





当たり前だ。羞恥心など一切ない。





「だって、別にカッコイイと思っただけで恋したんじゃないから大丈夫でしょ？」




サラリと言うと黒尾さんは歯をみせて笑った。




「やべぇ気に入った！！よしA、メアド交換しようぜ！！」





今度はガシガシと頭を撫でてくれる黒尾さん。



おかげで髪はボサボサだ。

べつにセットとかしてないけど。←





すると、研磨さんがゲームをやめてスマホを出した。





「A、俺も」



はい！！と元気よく返事をし、メアドを交換。



それから、槻木澤高校につくまで走(同年代でタメ)や夜久さん、そして山本さんとも仲良くなれた。






「あ、ここです」




目的地につくと黒尾さんが手を降った。




「ありがとな。今日の夜電話する」





と、すかさず夜久さんが『恋人みたいだな』と茶化す。




「今日九時。良かったらクエストやろ」




そう言ったのは研磨さん。






「じゃあ！！また今度！！」






大きく手を振って合宿所へと走り出した。






(もしかして研磨、惚れた？)
(わかんない。でも好き)
(まあ俺も好きになったしな)
(恋愛？友達？)
(さあな。また会えるといいな)
(クロ、風邪？？)

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