絶望 ページ17
A「わ、私が……?」
なんで?どうして?嫌だよ……。私の手で仲間の命を奪うなんて。
江ノ島「では、さっさとボタンを押して下さい」
私は震える手を抑えて苗木君と江ノ島さんに聞いた。
A「どうして私なの……?」
苗木君はほんの少しだけ驚いた表情を見せた……が、すぐに笑いだした。
苗木「“どうして”ってそれは勿論、絶望させたいからだよ」
江ノ島「自分の手で仲間を殺すなんて絶望的ィ!!」
苗木「じゃあ、始めようか……」
私は震える手を赤いボタンに向ける……。
A「嫌だよ……。押したく、ないよッ……」
すると苗木君は大きな溜め息をつき、私の手を掴んだ。
A「な、何を……!!」
苗木「何って……ボタンを押すのを手伝うだけだよ?」
ニコリと効果音が聞こえそうな程ニコリと笑う苗木君……。はっきり言って……怖い。
そのまま苗木君は私の手をボタンの上におき、ボタンを押した……。私の手で……。
A「なっ……」
すると、どこからか鎖が現れ……桑田君の首にかけられた……。
ラッキーアイテム
革ベルト
14人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まゆ - 完結おめでとうございます^_^面白かったです^_^苗木君の過去は、悲しくて、ウルッときました。ハッピーエンドは感動しました。良い作品ですね^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2017年9月2日 0時) (レス) id: 5527d24af4 (このIDを非表示/違反報告)
深夏(プロフ) - シキさん» 他のなら書いてますよ? (2014年5月13日 17時) (携帯から) (レス) id: 9e98498b21 (このIDを非表示/違反報告)
シキ - 新しい小説書いたら? (2014年5月13日 9時) (レス) id: 326600860d (このIDを非表示/違反報告)
深夏(プロフ) - シキさん» ハッピーエンド、2つとバッドエンド2つが完成したのと同時に文字数が限界のようで編集できなくなったんです。当初の予定では4つ書いたら完結する予定だったので完結しました。 (2014年5月11日 11時) (携帯から) (レス) id: 9e98498b21 (このIDを非表示/違反報告)
シキ - はい?? (2014年5月11日 9時) (レス) id: 326600860d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:深夏 | 作成日時:2014年2月16日 20時